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夢を語る人ほど、足元を見るべき!?
将来について考えることはあると思う。
学生時代には将来の夢を書いたり、社会人になってもやりたいことは何か?将来どのような夢があるか?など、昨今特に「自分の夢」に対して触れる機会が増えてきていると思う。
就職の面接などでも、夢を聞かれたり、夢を語ったりすることも多くなり、同時に「恥ずかしくて言いたくない」「夢は特にない」と言ったことがあまり好ましくないと言う意見も少なくない。
夢を持つことはいいコトだと思う。
将来に向かってやりたいことがあり、それを叶えるために努力していく。まさに理想的な形だと思う。
ただ、現実はそう簡単には夢を掴むことは難しい。トップアスリートも努力して、環境にも恵まれた数%の人がやっと手にすることができるくらい、夢だ大きければ大きいほど、叶えられる確率は少なくなってしまいます。
「叶えたい夢」は簡単には手に入らないとわかっているからこそ、「夢」になるものだと思います。実際に叶えられそうなことは夢でもなく、「欲」だと思います。
もう一つ、注意することがあります。
それは、先ほどとは逆ですぐ夢や理想を口に出してしまうコトです。口に出すコト自体は、自分に対しても「口だけにはならない」と言い聞かせる意味があったり、周りに断言することで引き返せな口なったりするので、一概には悪いことではないと思います。
ただ、「すぐに」口に足してしまう癖があったり、理想をすごく語る癖があると、気をつけた方がいいと思う。
理想や夢をすぐに語る人に多い特徴が、
「自分自身が見えていない」
コトが多い。
それは、実力がないのに理想ばかりを追いかけてしまうコトだ。
先を見て行動することはいいコトだが、目の前のコトが疎かになってしまっているにもかかわらず、どんどん先をみてしまい、理想に対しての知識だけを求めてしまうコトだ。
つまり、一見夢に向かっているように思うが、逆に実力が置き去りになってしまい、結果後になって目の前のコトをしないといけなくなり、最悪の場合訪れたチャンスを逃してしまうケースもある。
さらに、周囲の人たちからも「呆れられてしまう」可能性もある。
だから、「夢に向かって進む」と同時に、
自分は夢に向かうためのどこの位置にいて、何が足りないのか?何が必要なのか?をしっかりと考え、漠然な夢であればあるほど、マイルストーンを作り、少しずつ夢に向かって進んでいくことを見極めるコトが重要だ。
すぐに叶ってしまうものは夢ではなく、時間をかけて努力するから「夢」だと思う。少しづつ着実に実力をつけ、チャンスの時にはその蓄積を最大限に活かせるような人になっていけることこそが、夢を掴むコトができると思う。