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『読書って苦手』って思ってた話

沢山本を読む人、全然読まない人、いると思います。
でも絶対本は読んだ方がいい!と思っています。40歳を過ぎて実感している。もっと、沢山本を読んでくれば良かったな、とも思います。

でもでも「読書する時間がなかなかとれないんだよね~。」とか、「1冊が最後まで読み切らなくて、新たに買った本がどんどん積読になっちゃう!」とか、ありますよね?

私も社会人になってから、読書の時間が激減していたけれど、再び復活したきっかけについて書いていきますね。

昔は読書好きだった(ただしラノベに限る)

中学・高校の時は埼玉の片田舎から皇居のそばの女子校まで、電車通学をしていました。
東武東上線の坂戸駅~都営三田線の神保町駅まで、片道約2時間…。今となっては良く6年間も通ったと思います。
母が、いつも最寄り駅まで送迎してくれて、本当に面倒をかけましたね。自分が親になってみると、同じことができるのか…。いや無理!!!もう、感謝しかないです。

そんな風にして生まれた2時間ほどの電車時間は、絶好の読書タイムとなりました。
特に中学時代は、親からもらったお小遣いをすべて本に費やす程、本を読んでいました。ただし、ラノベに限る。2日に1冊のペースで読んでいました。ジャンルはファンタジーが好きだったので、順調に頭の中がファンタジーでいっぱいの腐女子に成長したように思います。

結局私の中高時代6年間で完結しなかった作品は沢山あり、数年前に完結していたり、まだ新作がでたり。本屋さんの店頭で【ついに完結!】とか【待望の新作!】のPOPを見かけると「続きを読みたいなぁ」と思いつつ、昔読んだ分を覚えていないし、最初から再び読むの?40歳過ぎて?とかって躊躇したりもします。

そもそも30年も続くシリーズに対して、みなさんどうしてるのかな?
完結前にみんな、ティーネイジャーを卒業して離れていく訳じゃないですか。けじめをつけて最後まで読むのか読まないのか、気になるけど誰にも聞いたことがないのでココに記しておきます。

ちなみに私が青春を捧げたシリーズは
十二国旗 

破妖の剣
です。

ちょっと恥ずかしいですねw
ちなみに、恥ずかしいついでに書いてしまうと、今ちまたで話題のマンガ「ミステリと言う勿れ」の作者である田村由美先生のBASARAが大好きで、ファンクラブに入ってました。”たむのタムタムタイム”。書留で会費を送ったりして。
まだあるのかなファンクラブ、と思って検索したら、なんと、タム先生の公式サイトが2017年からオープンしてるじゃないですか。おおお!なんか感動してしまいました。
https://tamurayumi.com/
BASARAの連載が始まった1990年から応援している身としては、初めてのドラマ化は感無量の一言に尽きる...。

漫画も読書

漫画も読書に含めるのであれば、ずっと変わらず読書家と言えるでしょうw
漫画大好き。産休育休の時は近くのTSUTAYAでごっそり40冊くらい借りてきて2日で読破したりなど。
最近はLINEマンガ等アプリで毎日コツコツ読むタイプのものを明け方のまだ目がしょぼしょぼしているタイミングで読んだりしていますね。

他の人とお勧め漫画を紹介しあうのって楽しいなと思っている今日この頃。

読書習慣復活のきっかけ

あー、ずいぶん話が逸れてしまったので戻しますねw

ここでいう読書習慣は、主に教養とかビジネスとか真面目な本の話です。
どうしても「読めるかな、読み切れるかな。まだこの前買ったあの本も読みきっていないのに…。」などという心配をして本の購入を躊躇していたことがありました。
でも、ある時だれかのブログだったりfacebookだったりで見かけたのコメント達がその後の読書習慣に大きく影響を与えてくれたんですよね。
なのでそれを書き留めておきたいと思います。

1.本を、最後まで読む必要はない。いつでも途中でやめてよし。
2.本への投資を惜しむな。積読になっても構わない、気になったら全部買うべし。
3.audibleは偉大なり、隙間時間で耳から読書という体験は検討の価値がある。

1.本を、最後まで読む必要はない。いつでも途中でやめてよし

1の本を最後まで読まなくてもいいんだ、という気づきは私にとっての救いの言葉になりました。
あ、そうなんだ!と気が楽になるとともに、「まだ今読んでいる本が読み切っていないから」という理由で読書が止まってしまうということが多かったと気づきました。
読み進められない、ということはそれが自分にとって難しすぎるか、興味がないか、つまらないかということ。

難しすぎるようであれば、またいつか戻ってくればいいし、つまらないものを無理して読む必要はなんですよね。

2.本への投資を惜しむな。積読になっても構わない、気になったら全部買うべし

2についてですが、「え、積読を肯定していいの?良くないことだと思ってた」って感じでしたが、実際にやってみると、結構良いです。
本に、自分が読みたいタイミングが来るのを待ってもらっている状態。

Amazonのウィッシュリストでもいいかもしれないけれど、それが手元にないと、読みたいタイミングに読めないかもしれない。「そういえばあの本、今読むのにどうかな?」と思ったときにぱらっとめくれる位置にあるってことは、結構いいことだと思います。

3.Audibleは偉大なり、隙間時間で耳から読書という体験は検討の価値がある。

3のAudibleについて。実際に体験するまでは、音声で読書はちょっとズルじゃないかという感じがしました。
活字を読まないと頭に入ってこないのでは?活字を読まないと読書とは言えないのではないか?とかとか。

実際は全くそんなことはなかった。
もちろんAudible向きの本、不向きの本はあります。でも、5分10分といった隙間時間に本が読み進められるということは本当に素晴らしい。
特に小さい子供を育てながら毎日を過ごしていると、読書のために確保できる時間は限られます。

Audibleなら、メイクをしている時、洗濯物をしているときも、読書が進むんです。本は開けていないけれど、読書が進んでいる状態というのが、私にとってはなんとも心地がいいものでした。

そして、私は声フェチなので、ナレータのええ声で語りかけられるというのも大切なポイントなのかもしれません。

以上、私が『読書って苦手』という意識を克服した気づきでした。誰かの役に立てばとっても嬉しいです。

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