成人式おめでとう㊗️
真ん中長男の息子が
成人式を迎えた。
去年の10月に出て行って
バイトをし始め、やっと連絡が取れるようになり、
市から届いた成人式の
招待ハガキを渡すと
いらない、行かないと
駄々をこねて。
あれから
‥3か月。
髪を切ると言うので、
送ってあげながら
回るお寿司で釣って、近所のAOKIに
スーツを作りにいった。
宥めすかし、褒めながら
なんとか1日で
靴まで揃えることができた。
高価だったけど、
生きたお金を使うことができたと、息子に感謝し、
嬉しくなった日でもある。
当日まで、本人のモチベーション下げぬよう、
マメに連絡を取り、
ごはんに誘い、
なんとか迎えた
当日だった。
ひとりで行くと思っていたら、送って欲しいと言い出した。
帰りにお友達と
遊んだりしないの?とは
聞かないことにして
妹も、どうやら18歳成人式になるようだし
長女に話すと大喜び、
大張り切りだったので
結局、家族総動員で行くことになった。
コロナ対策のため、
区ごとの分散型での式のようで
うちの区は午後の部。
だったらランチビュッフェしてから行かせることにしよう。
みんなでお祝いができる。
いちばん近くのレストランを予約して出かけると、たくさんの成人親子がたくさん
晴れ着で
食事をしていた。
本人は緊張からか、
あまり食べていないようだった。(元々食の細い子だけども)
あとにすれば良かったかな。
長女27と次女16は
食べまくる。笑
取って来たかと思うと
平らげてまた取りに行っていた。女子は食べるね。頼もしい。
ここは、ポークソテーや、
ビーフシチュー、パスタなどの洋食と
お刺身、ひじきや煮物などの
和食もある。
自分で作れる
ラーメンコーナーや、
韓国料理、サラダや点心
中華料理なども並ぶ。
別注のお料理もあり、
すごい数のお料理。
個室から出て、
広ーい店内を
ウロウロ歩いているだけでも楽しい。
デザートのプリンや、
ケーキ、シュークリームも美味しかった。
デザートやコーヒーまで済むと
幸せな気分で
午後の部の受付時間になり、
息子を送り届ける。
写真撮れる時に
たくさん撮っておきたくて
頑張ったけど
なかなか良い写真は撮れないね。
男子だけど、スーツだけど
前撮りをする必要があったかも。と思ってしまった。
外には晴れ着の女子がたくさん。キレイな着物は、
見ているだけで
気分がいい。
お祝いムードに
呑まれそうになる‥
と、お祝いムードにすっかり呑まれた長女のテンションが高すぎて
自分の写真を撮ってくれ攻撃が
始まった。
いつものことだけど、
興奮すると
騒ぎすぎるので
誰もいない時に一度だけ
こっそり
注意した。
今日の主役は誰なのか、
記念の写真を撮る機会は
今日しかないこと、
息子の気分のいい時に
あとでゆっくり写真を
撮って欲しいと
お願いしておいた。
優しさと思いやりで
祝う気持ちで終始
接して欲しかったけど
長女には
やはり今回も伝わらなかった。
自撮りと、撮ってくれ攻撃で
大騒ぎするので
撮ってあげてから、
お願いねと頼むと、
撮ってもらった写真は
すべて適当にシャッターを押したものばかりだった。
自分の写真を撮って欲しい気持ちは、あなただけでなく
誰でも一緒であること。
理解できなかったね。
記念の写真と、
自撮りの遊びの写真は
種類が違うこと
毎回毎回、どれだけ説明しても
理解できず、行動は変わらない。言葉で説明しても、
やはり
このテンションの時は、
伝わらないのだ。
いや、わたしの伝え方が足りないのか。
10代、20代の子が
盛フォトを楽しむのは
かまわないし、
自分の顔や、ファッションに興味を持つのは
悪いことではない。
うちの子たちは
メイクやファッションのセンスがいい。それは認める。
かなりの勉強家だ。
ただ、
30近い娘が周りを気にせず
いつも鏡や、カメラを見ている姿にとても残念な気持ちになり、
自己中心的な行動に怒りを覚え、何度言ってもわからないと分かり、
とうとう
涙が出てきてしまった。
撮ってもらった写真の
雑さにも。これがいちばん
悲しかった。
彼女はよく周りに嫌われたり、
嫌がらせを受けたり
ケンカをしたりが頻繁らしい。
わが子ながら、
仕方ないと思いつつ
この姿を目にする度、
若かりし頃の
自分と重ね合わせてしまうのだと思う。
私も同じだったのだろうか、と。そこがとても悲しくなる。
やり直しのきかない20代を
辛く思い出させられる。
お祝いだというのに
息子を待つ車の中で
残せる写真を探しながら
その少なさに
情けなくて
悲しくて
大声で泣いた。
ずっと様子を
怒って見ていた次女が、
察して
息子が戻ってから道路で
やっと一枚の
写真を撮ってくれた。
(なぜかこの子が
いちばん大人。笑)
大切な一枚。本当に嬉しかった。ありがとう✨
長女から、真夜中
LINEが来た。
「自分の思い通りの写真が撮れてなかったみたいで、
ごめんね」と。
いえいえ、
写真写りが悪いのは
わたしのせいなので。
忙しいところ、1日
ありがとうねと
返信しておいた。
未だに真意が微塵も
伝わってないことにまた
涙が出たが、もう
このままでいいと思った。
息子が成人式に参加してくれたこと、家族で食事ができたこと、少なくても
たった一枚、最後に
息子と写真が撮れたこと。
なんだかんだともめながらも
みんなで出かけられたこと
無事に育ってくれたことに
感謝して。
因みに、息子が同居している
父親からは
おめでとうの一言も
なかったそうです。
昔から
なによりも子どもたちの
成長を嫌がる父親。
子供に学歴をつけることを
邪魔する父親。
もちろん未だに
養育費を払わない父親。笑
20代の頃には
こんな事になるとは思っていなかった。
それでも
笑って私のそばにいてくれる
子供たちには
感謝しかありません。
そして、前より
今の方がずっと幸せなのだと
気づかせてくれたことに
感謝しないとね。
過去を後悔しても、
何も進まない。
前を見て
どうしたらいいか考えよう。
人生は、本当にあっという間。
運命や遺伝子と共に
すべて自分の蒔いた種から始まる一生をみな生きている。
親も成人について、
大人について
深く考えさせられる1日になりました。
ありがとう。
そしてそして、皆さん成人、
おめでとう㊗️ございます。
今日は年末に撮った脳の
MRI検査の結果待ちで
ろうさい病院に来ています。
いつもより長く待たされているので
少し不安になりながら。
今日もお読みいただき、
ありがとうございました。^_^