見出し画像

駅〜観音様から箱根路へ

叔母は生前、年に2度、旅をしておりました。
叔母の夫、つまり叔父は趣味の猟りをした帰り、高速道路で事故にあい、帰らぬ人となりましたが、叔母はそれから春は桜、秋は紅葉を見に、ひとり箱根へ、電車で日帰りの旅をしたのです。
私にとって箱根は渋滞がなければ西湘バイパスを通り2時間ほどで行ける場所。
叔母が亡くなって9年、なぜかふと、初めて電車で行ってみようと思いたったのです。


大船で車窓に大きな観音様のお顔を拝みます。

画像34


東海道線。観音様を過ぎると、急に青空が秋晴れになりました。

画像21


通勤電車では満員の乗客で混雑する東海道線。
平塚を過ぎると、ぐんと田舎気分です。

画像3


あら、まあ!? 
車掌さんは女性の方でした。ステキ!

画像4


電車でも叔父の亡くなった場所の駅は通ります。
車窓を眺めながら、この駅名を聞くときの叔母の心をぼんやり思いました。

小田原駅。写真を見て今頃気づきましたが、
偶然写ったご高齢の女性の後ろ姿が微笑ましく、そのまま載せさせて頂きました。

画像5


箱根湯本へは小田急線、箱根登山鉄道、又は箱根登山バスに乗り換えます。
私は箱根登山鉄道を使うことにしました。

画像8


箱根登山鉄道、箱根湯本行き乗り場。

画像9


赤、好きです。

画像10


私は運転席と線路を見ると血が騒ぎます。
すみませんが、始まりの予感。。。

画像11


中に入りたい。。。

画像12


騒ぎ出した血に、トンネルです!
うぉ〜、どうする。

画像13


出口きれいー!出るよ、出る、

画像14


きゃあ!あれっ、新幹線だあ!わかる?

画像37


この電車、車内は数人。静かな電車。私以外は。

画像15


デザイン違うの来ました!

画像21


鉄橋と運転士さんのカバン。

画像17


風祭り駅のホオズキ。駅員さんが飾ってるとこを想像する、、、いいなあ。

画像18


ほら、素敵。。。。。

画像19


いつも電車でじっくり見ちゃう路線図。

画像20



線路に魅せられる体質。直線、カーブ、切り替え、ジョイント。美しすぎる。

画像37



箱根は面白い地名が多いです。

画像38



来た来たあ〜!

画像21



ここは梅雨の時期になると、車窓の外を埋め尽くす紫陽花写真で有名な鉄道です。

画像35


下の道路に箱根登山バスが見えます。箱根湯本に入ったのです。

画像22


箱根湯本駅到着です。

画像23


駅はいいなあ。鉄道たのしい♫  
箱根だい好きです♫

画像24


画像29



写真の左側は小田急ロマンスカーのホーム。

画像25



これがロマンスカーです!
私の求めるロマンスグレー!お顔が上品❤️

画像26


まるで、文字がヨーロッパ、色もヨーロッパ!
目指したいです!

画像27


お〜っと!踏んじゃいけねえ!これはなんだ? 駒ヶ岳へのロープウェイだ!

画像28


まただ!これはなんだ?!箱根にぜんぜん関係ねえじゃねえか。でも小田原から、チョウチン、紫陽花、ホオズキ、大人しいもんばっかりだ!
一気にここで巻き返そう!

画像30


なんだ、コイツ。どっかで見た顔だ。
ホントにそのかっこうで、ちっちゃいキミが
練り歩くんだな?

画像31


しかし、何度も来た場所でも、乗り物が違うと
新鮮だあ。ウキウキが止まらないぜ♫

画像32



エレベーターが箱根だね・・・・

画像33



駅の全景。箱根だね。。。

画像37


とはいえ、ラスト写真が意外と地味色だ。
で、もう一枚。これは泊まった宿で。
エレベーター前の待合い。箱根だね。

画像34


叔母は箱根に季節の移ろいを見に行き、
お土産は大根の醤油漬けにお饅頭と決まってる。
叔母を偲び、しっとり始まった独り旅が、
途中から、荷物そっちのけで車内をガシガシ動いて写真撮るオバサンに変身。
これが旅です!
そして気がつけば、お彼岸が近い。

目新しい写真ではありませんが、ここまで見て下さってありがとうございました。


いただいた、あなたのお気持ちは、さらなる活動へのエネルギーとして大切に活かしていくことをお約束いたします。もしもオススメいただけたら幸いです。