day194 豊かさと、仕事との向き合い方を考える。

4月以降、仕事を絶え間なくいただき続けている。それはとてもありがたいことで、フリーランスにとってこの上ない喜びである。

駄菓子菓子。だがしかし。
ちょっと仕事量が増えすぎてしまっていて、対応するのが大変かも、という状況に。嬉しい悲鳴ってこういうことを言うのだろう。


豊かさ、というものについて、先日話したことがあった。

わたしには旦那さんがいて、相方さんがいて。扶養すべき子どもはいなくて、持ち家があって、車も買ってもらって。年金生活の義父母もいて。
恐らくわたしは、このままの暮らしなら、フリーランスとして必死に仕事をしなくても生きていけるだろう。
独身者やシンママなどの立場からすると、恵まれすぎた環境。

確かに、較べてみたらその通りだと思う。
ありがたいくらいに恵まれていて、側から見たらとてもしあわせな暮らし、かもしれない。

では何故、わたしは仕事をするのかというと。純粋に好きだからというのも確かにあるのだけれど、いちばんの理由はきっと、経済的自立を目指しているから、かもしれない。
断言できない理由は、それならとっとと家を出て自立すればいいのに、ということを分かっているから。敢えての自作自演だ。

痩せたらビキニ着よう、というのと同じことをやっている。
たとえ側から見てスタイルが良かったとしても本人が認めなければ、そのビキニは着ることはないのだ。

こんだけ仕事に追われるほどに忙しいのなら、自立できるほどの経済力もあるだろうと思うし、現に事務所を借りられるほどには自立できていた。

本当はロードバイクを漕げるのに、補助輪付きのチャリに乗ってノロノロ走っている。ああ、我ながら盛大なコント。


仕事が忙しくて、アシスタントさんが欲しくて、タロットカードを引いてみたけれど、驚くほどにダメ出しなカードばかりだった。

甘えてんじゃねーわ、そのくらいの仕事量、本気出したらすぐ終わるくせに。カード引く時間あるなら、今すぐ仕事しな。

そんなことをカードに言われた気がする。
ようは、甘ったれの怠け者という結果だ。頑張らないとか言う時期はとっくに過ぎたのだから、がむしゃらに動けということ。

そんな訳で、カードを仕舞って再び仕事に戻った次第ですハイ。

経済的自立というよりもはや、精神的自立のほうが課題。自分のために自分を奮い立たせる。ちょっと窮地に立たされないと、やる気が出ないみたいだ。

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