day23 結果と過程。
今日は随分と寒い日だ。と思うのだが、実際もっと冷え込む日がまだまだやって来るのも知っているのに、何故こんなに寒いと感じるのか。
さて今日は何を書こうかと思っていたのだけれど、結果と過程について、今思うことを。
結果は大事だ。でもそれより大事なのは、やはり過程だろう。もっと言うなら、それをやろうと思ったルーツが最も大事だけれど。
旦那さんは、結果至上主義みたいなところがある。結果が伴わなければやる意味ない、的なことをよく話す。
わたしはそれがあまり好きではない。
何故ならその多くは、自分のことではなく他人について話していて、しかも自分では何も経験したことのないことだから。
例えばわたしは、フリーランスで仕事をしているけれど、彼は長年会社員を続けている。
その会社員からの目線で、あの経営者はきっと上手くいかない、みたいなことを言うのだ。
経験したことのない立場から、さもすべてを知ったかのような口振りで意見されたところで、ハッキリ言ってただのクソバイスだ。
そして口出しするのなら、その人に対して100%責任持って関わりなさい、と思う。
手伝う気もないのに、どうせ上手くいかないんだからやめれば、みたいなことを言うのは誰の得にもならない。
結果も確かに大切、でもその結果に辿り着くためのたくさんの失敗は、大きな糧となる。辿り着けなくても、いつか何かの役には立つだろう。
失敗を恐れて『どうせ失敗するくらいなら何もしないほうがカッコイイ』なんて思っている人が、わたしはいちばんカッコ悪いと思っている。
ブルーハーツの歌じゃないが、豆腐にぶつかってしんじまえ、と思う(このネタわかる人だけわかってくれればよい)。
いろいろやってみて、やらかしてみて、それでも大丈夫だったという世界を感じてみること。案外、世界は優しいのだと知ること。
わたし自身も旦那さんと同じ目線で生きてた時代があるだけに、動いてみて知った世界なのだけれど。
特に会社員を辞めてから、わたしは世界が一気に拡がった気がしている。別にみんなが会社員を辞めなくてもいいけれど。
過程は大切。でもやっぱり、ルーツがいちばん大切だ。冬至に近づくと、結果よりも根っこの部分に意識が向きやすくなるのかもしれない。