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day28 不意に落ちるのは満月のせい。

今日は1日寒くてゴロゴロしていたいところを、午前中ちょっと買い物に出掛け、午後はキッチンとリビングの片付けをした。

満月が近い。明日の昼過ぎには満月タイムを迎えるため、今日見えている月が、ほぼ満月のようなものだ。ちなみに画像は、初めてぱくたそさんから拝借した。自分のスマホの中の画像に、いよいよ限界を感じた。

片付けをしながら、ふと地元誌を手に取る。ペラペラとめくりながら、目に止まって感じたのは、あぁ、いいデザインだな、ということ。
そしてこんなとき、続けざまにやってくるのは決まってこうだ。

どうせわたしなんて、大したデザインもできやしない、ちっぽけな人間だ。

こんなわたしが、ディレクターとかちゃんちゃらおかしいだろう、人に教えるとかお門違いも甚だしい、どの口が言った?ガムテープで塞いでやろうか!

みたいな声がやってくるのだ。
そして毎度、その声に打ちのめされる。

でも今日は、満月のせいにしてみた。
きっとその声の主は、満月なのだ。そして冬至が近いからこそ、闇落ちしがちなところもきっとある。いや、むしろ冬至が近いせいかもしれない。なんだ、ダブルか。


人が新たな未来に向かうとき、決まってそれを揺るがそうとする流れがやってくる。いわゆる『お試し』や『揺り戻し』と呼ばれる現象だ。
その真意は、こうだ。

それでもあなたは、その道を進みますか?

周りの素晴らしい人たちを見れば、きりがないのは知っている。仮にその人たちに追いついたところで、また次の素晴らしい人たちが目に入る。その現象は、きっと永遠に続くだろう。

断ち切るしかないのだ、その流れを。


冬至は、陰の極みであり陽に転じるポイントだ。今ここで、自らが抱える闇を確認しておくことも必要なのだろう。

皆既日食はまだ見たことがないけれど、完全に太陽が隠れきる瞬間が冬至点だとすると、そこから陽に転じて再び光が戻ってくるイメージだ。
どんどん闇にのまれていく感覚は少し怖いけれど、真っ暗闇に一筋の光が射し込むのはきっと、愛に満ちていて美しいはずだ。


まだ、明日の満月について星読みしていないのだけれど、きっと誰かと較べて劣ってしまう自分への赦しと手放しがキーワードになるのかもしれない。いや、早いとこ星読みしろやという話。

ちっぽけな自分のまま、進んでやろうじゃないか。このわたしだからこその魅力だって、きっとあるはず。


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