day277 アートフルな毎日に触発される。
先週から、ぼちぼち仕事を再開しがてら、歯医者や呼吸器科に通いがてら、あちこちに出掛けている。
神社、ひまわり畑、スピリチュアルな個人セッション、山崎文子さんのデザイン50年展、三角標の舞踏、そして今日は、江口寿史さんの彼女展。
ほんとうに、現代のポップアートの巨匠と言っても過言ではない人。もう、美しすぎて美術館に3時間入り浸った(出口の手前でもう一度戻って見直した。笑)。
わたしのホロスコープは、天秤座のアセンに金星と冥王星がほぼキッチリ乗っている。
そのせいか、美しいもの、整っているものを見ると恍惚としてしまう。そしてそこに破壊的(隠された秘密が暴かれるよう)な要素が加わると更に撃ち抜かれる。
デザインの仕事が好きなのも、整えること(見た目だけでなく情報そのものを)が好きだからなのだろうと思う。
子どもの頃、なりたい職業は歌手か漫画家だった。当時からふたつあったのだが、結局のところデザインの仕事をしている。
でも今、漫画家ではないけれど絵を描きたい欲がものすごく湧いている。歌いたい欲も、勿論ある。なんだ、結局子どもの頃の夢に戻るのか、と最近思う。
なんというか、わたしの中に存在する内なる美しさを表現したいという感覚と、とにかく整えられた美しさを表現したい感覚が一緒に存在しているのだ。
しかしながら、絵はだいぶ投げ出している。
いっとき習いに行ったのだけれど、数回で終わってしまったし、自分ひとりで描く活動はしていない。
学生時代は毎日のようにイラストも絵画も描いていたというのに。勿論ヘタクソなのだが、今のわたしよりはきっと上手い筈だ。
描きたいと願うくらいなら、紙とペンを手にすれば済む話だ。
恐れなくても、誰に監視される訳でもないのだから、好きに描けばいい。
子どもの頃、毎日描いていたみたいに、テストの問題用紙の裏に落書きしていたみたいに、やりたいようにやればいいのだ。
あとは自分に許可を与えるだけだ。
明日は久しぶりにスケッチブックを開いてみよう。下手でも描き続ければ、なりに成長できるんだから。