day159 国宝ベイビー。
現在、ハッピーちゃんの『能力開花プログラム』が始まる前に、『イマココ7DAYS』のアーカイブを視聴しているところだ。
ハッピーちゃん曰く、国の宝である赤ちゃんを預かって世話をしている、それが自分の肉体なのだという概念。
そんな国宝ベイビーが悪い夢を見て泣いているのに、ポジティブ思考に切り換えろとか言わないよね?まずは抱っこしたり背中さすったりして、泣き止ませるよね?という話を聞いた。
でも実際、それが自分、と言われた時。
哀しくて泣きたいのに無理矢理ポジティブ思考に切り換えたりするよなぁ、と。
そして一番衝撃だったのが、望む、という欲についてさえも禁止させていることがあるということだ。
○○したいなぁ、と望むことすら許可しない。国宝ベイビーが将来何になりたいとか、思うことも取り上げられたり否定されたりしたら、もはや無口で不感症な肉体になってしまう。
望みを持つこと。実は、これが一番の生きる目的なのではないかと思っている。
そして、その望みを否定しないでただ受け取るということ。子どもが『仮面ライダーになりたい』とか言っても、そうかーそうなんだねぇ、と聞いてあげるように。
さて、一瞬一瞬をイマココで生きる訓練中ゆえに、今日は自分の望みを叶えてあげるべく、パン屋さんへ行った。
というのも、車を運転しながら、パン屋さんの美味しいクロワッサンが食べたい!と思ったのだ。
スマホでパン屋さんを検索して、5分ほどで行けるお店を見つけた。そこは初めて行く店だ。
着いて、店内に入ると、パンのいい香りに包まれてしあわせな気持ちになる。
クロワッサンもあって、でもその横にゴルゴンゾーラのフランスパンもあって。迷わず両方とも買った。そしてカヌレも買う。
狭い店内に美味しそうなパンばかりが並び、危うく全商品買ってしまうのでは?と思うくらいの品揃えで興奮する。
そしてそのまま、その思いを店員さんに伝えてみる。お世辞じゃない、本当の本音。
実際、本当に美味しくてしあわせで。
ひと口ひと口を味わって食べる。五感を使ってフルに感じる作業はしあわせ倍増だ。
朝は小岩井農場の桜を見に行ったのだけれど、桜の花の香りも感じることができた。ナチュラルな桜の香りは、微細で繊細で気高い。
毎日アーカイブを立て続けに見ているけれど、本当に身体で〈体感〉できているのが嬉しい。見るだけ聞くだけで、何もしなければ変わらないのだ。
うまく文章化できないのが悔しいのだけれど、今度誰かと五感を味わうお茶会を開きたいと切に願っている。
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