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2024年のお礼とお世話になったお仕事

2024年がもうすぐ終わります。世界も日本も、相変わらず怒涛と混沌の1年だったように思います。

そんな中でも、このnoteやSNS、ゆるゆると続けているPodcastを、本当にたくさんの方に目を通していただき、誠にありがとうございました。

かつてないほど、大晦日の実感がない12月31日を過ごしていますが、フリーランスのライターとして初めてお仕事をしてから5年目に入った今年も、おかげさまでコツコツと活動し続けることができました。
なんだかとても、感慨深いです。

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振り返れば、2019年の春、通信制の芸大に編入し、社会人芸大生でいるうちに「アートライター」と名乗ってお仕事ができるようになりたい、"取材して考えて書いて伝えるお仕事"がやりたい、と考え、編入して半年後、このアカウントでnoteを書きはじめました。


なぜ、「アートライター」として書いて伝えたいのか。
自分自身が好きな文化芸術の世界を、その作り手の人生や仕事の魅力を、一人でも多くの方に知ってもらい、親しむきっかけをつくりたかったからです。

とはいえ、当時のわたしは、周囲に美大芸大を卒業した人も アーティストと呼ばれる方も皆無。
ミュージアムにはよく行くけれど、アートギャラリーは入ったことがない。
文化芸術の業界のコネクションも、美術メディアに関わる知り合いも、ほんとーに誰ひとりいない。
ただの単なる「趣味が美術館めぐり」の人で、ライターとしてメディアで記事を書いた実績も全く持ってゼロでした。


ライターという仕事は、名乗るだけなら今すぐ誰でもできますが、ただ「書けます」と言ったところで、説得力が全くありません。

まずはライターとして仕事を依頼しても大丈夫そう、と思ってもらえるよう、このnoteをポートフォリオとして活用すべく、自分で企画を考え、可能な範囲とペースで、定期的に記事を書いて更新することから始めました。


他人様にお見せできるくらいの内容と数が書けた2020年のはじめ頃、大学での履修のペースにも慣れたので、自分でデザインした名刺を自宅でせっせと印刷し、対外的にもはっきりと「ライター」を名乗り始めました。

時間を見つけては、面白そう!観てみたい!会ってみたい!というありとあらゆる人・もの・場にコツコツと出かけていき、作家の方やギャラリストの方お一人おひとりと会って話し、お役に立てるチャンスがあるかも?と思えば、お困り事に対しての提案をし、書きたい!というメディアがライターを募集していると、見つけたそばから応募していきました。

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約10年、会社員をして身についたお仕事の経験やスキルは存分に活かせているように思いますが、いまお世話になっている方々は、全て2020年以降に出会った方々ばかり。

会社員の頃も何度か転職し、新たな人間関係が始まる経験はしてきたものの、関わる人たちが本当にがらりと変わったゆえ、だいたい30代後半の数年、大学に編入する前と後で路線を乗り換えたかのように、まるで別の人生を生きている感覚があります。

相変わらず本当に一生勉強だな、と痛感する日々ですし、至らないことも多いです。
ままならないこと、自分ではどうにもならないことも少なくないけれど、それでも、自分にできることをコツコツ続けていきたい、と思います。

いつでも、いつからでも、自分が歩きたいと思う道を進める。腹をくくり、ベストを尽そうと動いていると、様子を気にかけてくださる方がいる。

場や機会をつくり、声をかけてくださった方々、お世話になった方々に、心からの感謝を。

そして大変僭越ですが、今年、担当させてもらったお仕事のリンクをご紹介して、年報とさせてください(一部抜粋です)。
最後の最後に、2025年にあたらしくはじめることをご紹介します。

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1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月


9月

10月

11月

12月

そして、12/20〜25は、今年で4年目の開催となる、青山・スパイラルさまでの「クリスマスマーケット」のアートセクションで、作品や作家のご案内・販売スタッフとして在廊しました。

ご縁あって、今年で3年目のお仕事。訪れるたくさんのお客様に、作品や作家についてご紹介できるこの機会が、ライターのお仕事を振り返ったり、一歩ひいて考えたりする大切な時間となっています。また、ご一緒するギャラリーやスパイラルの方々とのお話も楽しく、わずか数日ではありますが、貴重かつ大切なお仕事です。


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2025年はあたらしいことを

2025年。
京都とのご縁から、あたらしい取り組みに参加させてもらうことになりました。

アートライターを育成する実践的な私塾『ローカル・アート・ライターズ・スクール(LAWSロウズ)』で、全国各地から受講する20名以上の方々に、1年間、メンターとして並走します。

ロングインタビュー中心の京都のアートメディア「プラスファイブ」の編集長が主宰し、業界の第一線で活躍する美術評論家アートブックの編集者インディペンデントキュレーターアートマネージャーやアーティストらともに運営していく、あたらしいインディペンデントな場です。わたしも講座での学びをとても楽しみにしています。

こちらと前後して、好きが高じて 30代半ばから芸大へ編入し、コネクション・実績ゼロから、フリーランスのアートライターとして活動するに至るまでにやってきたことをシェアしつつ、"好き/推し"の言語化・発信のサポートや、個々の活動の応援し合うメンバーシップも開設予定です。

よろしければぜひ。ご一緒できたら嬉しいです。

★2025年1月2日 追記:開設しました!!!

ご参加・メンバーシップの詳細はこちらからぜひ


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最後に

最後までお目通しいただき、誠にありがとうございました!

守秘義務の都合、具体的にご案内できない実績なども多数ございますが、お打ち合わせの際にご紹介しております。

ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
よろしくお願いいたします。

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Naomi┃アートライター・編集
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