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【お仕事のご紹介】「国立アートリサーチセンター 国際シンポジウム」レポート
2023年、⽇本における新たなアート振興の拠点として設立された国立アートリサーチセンター(NCAR)が、2024年3月に開催した国際シンポジウムと、アーティストや学芸員、キュレーター向けの2つのワークショップ(招待制・非公開)を取材し、レポートの構成と執筆を担当しました。
Webメディア「TOKYO ART BEAT」で公開されています。
いずれもグローバルの視点から考える、現代アートのアーカイヴやリサーチにまつわる内容です。
ちょっと専門的な話題かもしれませんが、例えば学芸員資格課程を学ばれている方、現代アートの動向や、国内外のミュージアムの活動について関心のある方には興味深い内容かもしれません。
❖ セッション1「美術館とアーカイヴ」
◎パネリスト
原舞⼦(三重県⽴美術館 学芸員)
ダニエル・ムジチュク(ウッチ美術館 近代美術部⾨⻑)
江上ゆか(兵庫県⽴美術館 学芸員)
◎モデレーター
光⽥由⾥(多摩美術⼤学アートアーカイヴセンター 所⻑)
アーカイヴにまつわる取り組みは、ここ数年、学芸員課程の履修を通して関心があったので、取材でき嬉しかったです。(そして観に行きたすぎる秋岡美穂さんの作品・・・!)本セッションは日・英同時通訳で行われました。
❖ セッション2「アーティスト・セッション」
◎パネリスト:
キュンチョメ(アーティスト)
チョ・ジウン(ikkibawiKrrr)
高山明(シアター・ディレクター/アーティスト)
藤井光(アーティスト)
◎モデレーター:
大舘奈津子(一色事務所/芸術公社)
キュンチョメのお二人や藤井光さんをはじめ、大注目のアーティストの方々がリサーチやフィールドワークをどう作品に昇華しているのか、というお話。ずっと聞いていたい興味津々な内容でした。本セッションは日・英・韓同時通訳で行われました。
❖ 国際シンポジウム「美術館とリサーチ|アートを“深める”とは?」
◎パネリスト:
オズゲ・エルソイ(アジア・アート・アーカイブ シニア・キュレーター)
川口雅子(国立アートリサーチセンター 情報資源グループリーダー)
イ・デヒョン(Hゾーン設立者/ディレクター)
カラ・オリッジ(ゲッティ・リサーチ・インスティテュート アソシエイト・ディレクター)
マリ・カルメン・ラミレス(ヒューストン美術館ラテンアメリカ美術部門担当キュレーター/ICAAディレクター)
◎モデレーター:
片岡真実(国立アートリサーチセンター⾧)
グローバルなディスカッションが熱く繰り広げられること2時間半…
セッション1・2と同様、記事化する前提の必死な取材は、正直、簡単ではなかったですが… 参加できて本当に良かったです。本シンポジウムも日・英同時通訳で行われました。
国立アートリサーチセンターでは、さまざまな情報提供を行っていますが、6月6日に発表された「2023年度 美術館に関する意識調査」の結果には、正直、そうかぁ…と。
月1回以上美術館に行く人は、ほぼどの世代も1〜2%。全く行かない、という人が30%以上。
この実情を忘れずに、アートやカルチャーについて日々取材し、伝えることに取り組まねば、と身の引き締まる思いでした。
Naomi┃アートライター・聞き手・文筆家
東京都内を拠点に、フリーランスのアートライターとして活動しています。
担当したお仕事について、SNSではよく告知していたのですが、お仕事が増えるにつれ、noteの更新が止まってしまっていましたので、こちらでもお知らせしよう!と思った次第です。
ご紹介できる範囲ですが これまでに担当した取材記事やインタビューのお仕事の実績は、下記ポートフォリオページでご覧いただけます。
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