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地域の風土を感じる新しいワインを世界へ「上ノ国ワイナリー」
北海道檜山振興局です。
令和4年10月、鈴木知事は、町内初のワイナリーとして令和3年に創業された「上ノ国ワイナリー」を訪問しました。
それから1年半たった現在、上ノ国ワイナリーでは新たに2種類のワインが誕生しました。これまでの、そしてこれからの上ノ国ワイナリーの挑戦について紹介します。
上ノ国ワイナリーとは
上ノ国ワイナリーは、町内で廃校となった旧湯ノ岱(ゆのたい)小をリノベーションし、全国初のサテライトオフィス・宿泊施設を併設したワイナリーとして、令和3年に創業されました。
小学校の面影をそのまま残し、教室をそのまま活かしたミーティングルームや実際に調理が可能な調理実習室など、どこか懐かしさを感じる設計となっています。
ワインは、元々体育館として使用されていた場所で、イタリアのワインアカデミーと提携し、現地のアドバイザーの助言を受けながら醸造されています。
上ノ国ワイナリーの近くには、地元民にも愛される湯ノ岱スキー場や、周辺では珍しい炭酸泉が自慢の湯ノ岱温泉など、レジャー施設も充実しており、上ノ国町の観光振興の拠点としても注目される施設です。
3種の「上(かみ)ワイン」
上ノ国ワイナリーでは、令和6年3月1日現在、3種類のワインが醸造・販売されています。記念すべき第1号として誕生したのが「上の泡 セイベル ロゼスパークリング2021」。同檜山管内厚沢部町産の黒葡萄「セイベル」を原料にした、地域の風土を感じられる一杯です。
知事の訪問後に誕生したのが「上の白 ナイアガラ2022」。グラスに注ぐとすぐに立ち上る甘く華やかな香りと、ドライな飲み口が特徴の微発泡白ワインです。
2023年に新たに誕生したのが「上の赤」。3種の葡萄をブレンドしたこだわりの逸品で、フルーティーな印象だけでなく、スパイシーさも加わった深みのある赤ワインです。
これらのワインは、道南地域の酒屋や道の駅等で購入できるほか、上ノ国町のふるさと納税返礼品としても取り扱っています。
檜山振興局では、上ノ国ワイナリー施設管理の平野氏と醸造家の郡司氏をはじめとする、管内町の返礼品生産者の方々の声を届けるパンフレットを作成したので、こちらも是非チェックしてください。
上ノ国町ふるさと納税HP
檜山振興局作成パンフレット「ひやまの想い」
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これからの挑戦
現在上ノ国ワイナリーで醸造中のワインは、買い付けた国産葡萄を使用していますが、3~4年後には、上ノ国ワイナリーで栽培した葡萄を使用できる予定です。
施設管理の平野氏は「ワインをとおして、自分たちの住む町を盛り上げるのが理想。ワインの魅力発信や交流の場として発展していきたい」と語ってくださり、醸造家の郡司氏は「今販売しているワインを安定的に製造しながら、上ノ国町ならではのワインを生み出したい」と語ってくださいました。
上ノ国町の大地から「世界」に愛されるワインを届けたい。
上ノ国ワイナリーの挑戦は続きます。
上ノ国ワイナリーHP
北海道では、鈴木知事が地域の創意工夫ある取組を直接お聞きし、道の施策に反映するとともに、広く発信していく「なおみちカフェ」を実施しています。
今回ご紹介した上ノ国町でのなおみちカフェの様子は、以下のリンクからご覧いただけます。