世界に誇れるワイン造りを(仁木町)
北海道後志総合振興局です。
今回は、令和5年2月に鈴木知事が訪問した、NIKI Hills Wineryについて紹介します。
NIKI Hills Wineryについて
NIKI Hills Wineryは33haの広大な敷地に醸造所、ぶどう畑、ナチュラルガーデン、自然豊かな森、レストラン、宿泊施設を備える全国でも珍しい滞在可能な複合型ワイナリーで、2019年にグランドオープンしました。
倶知安町でG20観光大臣会合(令和元年10月)が開催された際には、各国駐日大使の昼食会場として選出されるなど、国内外から高く評価されています。
“世界に誇れるワイン造り”への挑戦
仁木・余市地区の土地は水はけが良く、寒暖差も大きい気候のため、糖度の高いぶどう栽培に適しており、上質なワインをつくる条件が整っています。
仁木町旭台の自社畑で栽培したぶどうで造るNIKI Hills Wineryのワインは、これまで数々の賞を受賞しており、Decanter World Wine Awards 2020では「YUHZOME 2018」が日本の赤ワインで初の金賞を受賞しました。
6次産業化の取組
ワインの産地として仁木町の知名度を高めるため、ワイン用ぶどうの栽培、ワインの製造、流通・販売を一貫して行う6次産業化の取組にも力を入れています。
令和元年には、地元農家と連携したワインづくりや、町と協力した地域での取組が評価され、「令和元年度6次産業化アワード」(農林水産省委託事業)において『奨励賞 地方活性化賞』を受賞しました。
地域活性化の取組
NIKI Hills Wineryは、観光客誘致をすすめることが、6次産業化の促進や移住者の増加、農業のさらなる発展など、地域の活性化につながると考えています。
こうした考えのもと、令和4年3月にNIKI Hills Wineryを中核団体とした「仁木町ワインツーリズム推進協議会」が設立されました。
この協議会では、ワインツーリズムを地域観光の核に位置付け、町民一丸となった取り組みを進めるための体制を整え、ワイナリー事業者と町民の交流会などを開催して地域のワイン文化の醸成と町民の観光事業への参加意識を高めています。
北海道では、鈴木知事が地域の創意工夫ある取組を直接お聞きし、道の施策に反映するとともに、広く発信していく「なおみちカフェ」を実施しています。
今回ご紹介した仁木町でのなおみちカフェの様子は、以下のリンクからご覧いただけます。