MORI_YOSHI@雑木の庭

松と竹と梅と杉しか判別できない植栽知識ゼロの素人が雑木の庭づくりに挑戦する記録。 20…

MORI_YOSHI@雑木の庭

松と竹と梅と杉しか判別できない植栽知識ゼロの素人が雑木の庭づくりに挑戦する記録。 2022年の戸建住宅購入を機に外構や庭づくりについての情報を集めるなかで「雑木の庭」の存在を知りカミナリに打たれる。 以後、YouTube・SNS・書籍などで勉強しながら猫の額の庭を自力で造園中。

最近の記事

  • 固定された記事

松と竹と梅と杉しか判別できない植栽知識ゼロの素人が雑木の庭づくりに挑戦するまでの記録

自己紹介 ・九州在住 ・30代後半 ・庭づくりにおける最大の悩みは大の虫嫌いであること 自宅の庭の概要 ・3m×5mほどの小さな庭 ・家族の強い希望もありこのうち8割程度にヒメコウライシバを敷いている ・真南に面しているため夏の日差しの強さが難敵 参考にした書籍 ・『最高の植栽をデザインする方法』(建築知識・編/エクスナレッジ) ・『庭と住まいの照明手帖』(花井架津彦/エクスナレッジ) ・『荻野寿也の「美しい住まいの緑」85のレシピ』(荻野寿也/エクスナレッジ) ・『新

    • プロに植栽計画を依頼してみた結果

      今季は、庭づくりにおける新たなチャレンジとして「プロの知恵を借りる」ということを試してみました。 「DIYでどうにか頑張ってみたけど、どうにもオシャレにならない…」という方必見です。 プロの力を借りようと思った経緯春先、庭づくり初年に植えたシラキ(樹高3.5m)が原因不明の枯死 重い腰を上げて真夏の抜根作業(地獄!) 抜いたは良いが次に何を植えるべきか悩む 空いたスペースに適当に一年草を植えてみるも、どうにもゴチャついて見えてしまい自分のセンスのなさが悲しくなり素人

      • 2024年 秋の購入品

        あらためて振り返ってみると自分でもよくこれだけ集めたなぁ〜と。 今季は時間があったこともあり、かなりの回数で実店舗にも足を運びました。 ネットじゃないと買えないと思っていた品種を近くの園芸店の片隅で見つけた時の喜びや、「また今度来たときに買えばいいや」と思っていた植物がわずか数日後には店頭から姿を消している哀しさ(しかも、そういうものに限ってネット上でも全て売り切れ…)などなど、本当に勉強になった今秋でした。 土壌改良はすませてあるので、あとは植え付けを待つのみ! はた

        • たまには真面目に宿根草の勉強をしてみる

          我が家の庭づくりで心がけていること、それは「手間を最小限におさえる」です。 持てる時間の全てを費やして自分だけの理想の庭を作り上げる!というのは老後の楽しみにとっておくとして、現実問題、日々の仕事・育児・家事に追われながら一年草を季節ごとに植え替えて常に華やかにしておく、というのは私の性分や人間性からして不可能だと判断したので、樹木と宿根草の下草を中心とした庭づくりを選択しました。 昨年は自分のやりたいように突っ走った庭づくりをしてしまったので、秋の園芸シーズンのさなか、

        • 固定された記事

        松と竹と梅と杉しか判別できない植栽知識ゼロの素人が雑木の庭づくりに挑戦するまでの記録

          ヒューケラを枯らす女

          これまであまたのヒューケラを地植えで枯らしてきた私(記憶にあるだけでも6品種以上は枯らした)ではありますが、秋の園芸店の魅力には勝てず、また性懲りもなくヒューケラに再挑戦した記録です。 どの園芸系YouTubeでも口を揃えて「優秀」と褒めそやしているヒューケラというものについて、私がはじめて認識してからまだほんの2年足らず。 このわずかな期間に少なくとも6品種を購入>植え付け>消滅、というサイクルを繰り返してきましたが、今回こそは失敗したくない!そもそもあまり安価なものでも

          ヒューケラを枯らす女

          ダサい支柱の解決方法

          今回は、景観に馴染む園芸支柱を手に入れたはなしです。 私が庭のなかで最も愛する朱金ハギ。 朝晩の空気にやっと涼気を感じられるようになり本領発揮の時季に突入しました。毎朝「はぁ〜美しい…」と思わず見入っては一人悦に入っています。 この朱金ハギ、落葉樹なので冬の間に根元10センチほどを残してバッサリ剪定するのですが、秋には1.5mくらいの高さまでニョキニョキと伸びてきます。ただし、自立できるほどの強度はありません。 そこで必要になるのが園芸支柱。 植え付け一年目の昨年は

          ダサい支柱の解決方法

          庭の価値とは

          ■■■■■■■■■■■■■■■ 今回は備忘録的な内容であることと、文章をブラッシュアップするのが少し面倒になったので、とりあえずざっとメモしたものをそのまま掲載してみます。考えてるうちにアップする機会を逃すのも勿体ないので、たまにはこういうのもいいかな、と。 ■■■■■■■■■■■■■■■ 庭=住み手の人柄や価値観がよく現れる場所だと思う。だからこそ散歩してると色々発見があって楽しい。 ちなみに以前たまたま見たBSかなんかの番組で、イギリス(だったかな?)ではその家の住人

          庭の歳時記 20240907

          #雑木の庭 #雑木 #新築 #戸建 #庭木 #庭 #植栽 #外構

          庭の歳時記 20240907

          フジバカマの恐怖

          昨年「フジバカマ」の苗を購入しました。例によってふらりとホームセンターの園芸コーナーに立ち寄った際たまたま目に留まり、和風?というか生まれ育った田舎を思い出させるような花姿に一目ぼれしたのでした。 しかし、冷静になってその場で調べてみると、その楚々とした花姿とは裏腹に非常に繁殖力旺盛であるということがわかりました。 我が家の狭い庭のことを思い一瞬ためらったのですが、「プラ鉢にでも入れてから地植えすれば大丈夫やろ」と思いなおし、プラ鉢に鉢底ネットを何重にも敷き込んでフェンス沿

          フジバカマの恐怖

          庭の歳時記 20240531

          暑さに強い頼もしき宿根草たちが咲き始めました。 九州だけではないでしょうが、5月というのにもう暑い暑い! 「温暖化」という言葉をはじめて認識したのは小学生くらいだったでしょうか。当時は薄ぼんやりと『地球規模の問題なんだなぁ』くらいにしか思っていなくて、まさか自分が生きている間にここまで進行するなど夢にも思っていませんでした。 私は九州の山の中のいわゆる高原気候の地域で育ったのでとくに暑さと湿気に弱いのもありますが、それを差し引いても昨今の暑さには「このままいくと本当にヤ

          庭の歳時記 20240531

          とうとう果樹苗に手を出した話

          庭をやりはじめてからというもの「考えがこうも短期間で180°変わるものなのか?!」と、自分の心境の変化に自分でも驚くことが圧倒的に増えました。 良くいえば「ブレない」、悪くいえば「頑固すぎる」という性質の人間だと自分でも思うし、周りからもそう言われていただけに、こと園芸に関しての考え方の変化の早さに自分自身でも戸惑っている今日このごろです。 その証拠の一つがコチラ 少なくとも一ヶ月前までは果樹苗なんてものに興味の「き」の字もなかったんです。 春の植木市でも両手に果樹苗を

          とうとう果樹苗に手を出した話

          庭の歳時記 20240507

          咲きました! 少しずつ季節がすすむなかで、いろんな花が咲いてきてくれるので庭が楽しいです。 2年目の今年、あれよあれよと言う間に成長し、その高さに驚かされたペンステモンのダーク・タワーズ。現在は約90センチ弱。当然ヨコにも立派に葉を広げています。 「宿根草には場所が必要」という意味がやっとわかりました。 賑やかでいいのですが、来年以降まだ大きくなるんだろうか…と一抹の不安もあり。 #シモツケ #ヤマアジサイ #ペンステモン #シジムラサキ #アネモネ #宿根草 #雑

          庭の歳時記 20240507

          捕殺の心得

          私の好きな作家のひとりである藤沢周平の小説『蝉しぐれ』のなかに、こんなシーンがでてきます。 『生殺しはいけない』 たしか初めて読んだのは高校生くらいだったかと思うのですが、なぜかこの部分が強く心に残りました。 おそらく武士の情け的なものにも通ずるものとして説かれているのかなとも思いますが、わたしの頭の片隅に染み付いたまま現在に至ります。 庭づくりにおいて虫をはじめとする生き物との関りは避けて通れない道です。が、プロフィールにも書いたとおり私は虫が大の大の苦手。 ちなみ

          庭の歳時記 20240420

          普段の何気ない事柄を投稿しようと思うといつも、タイトル決めに頭を悩ませてしまいます。 それでついには書くのが億劫になってくるので、もう「歳時記」でいいやと。 今年の目標はとにかく「書いて発信してみること」 なので、これからもそんな「歳時記」がたくさん出てくると思いますが、読んでいただけたら嬉しいです。 個人的 庭版 徒然草です。 その一 例のごとく園芸店で可愛さに一目ボレして衝動買いした「花ほたる」。連れ帰ったはいいものの、もう植える場所がない…ということで、寄植えに初

          庭の歳時記 20240420

          2024年春の開花

          4月に入り庭の様子がさらににぎやかになってきました。 当初は「樹木を中心とした庭で下草類はオマケ程度に...」と考えていたのですが、園芸店に通ったりネット検索をしていけば当然それだけで済むハズもなく。試行錯誤しながらいろいろと花の咲くものを植えています。 ただし、あまり色数を増やしてもそれをキレイに見せられるほどの技量はないので、花の色は「白・黄・青紫~紫」の3色にまとめようと気を付けています。 ただし、ツツジは別物! これだけは春の到来を告げる風物詩として景気よく咲い

          春の芽吹き特集 その二

          ここ数日は大雨のち強風で、まさに春の嵐でした。 今日の午後になってようやく雲の合間から日の光が差し始めました。 と、思ったら植物たちにはありがたい恵みの雨だったようで庭の様子が一気に春へ向かって加速しはじめたようなので念のため記録まで。 月並みな感想になってしまうけど、植物って本当にすごい! どの植物も新芽が出たり花が咲いた瞬間は嬉しいものですが、 とりわけ飛び上がるほど嬉しかったのはこちら↓↓ 素人の悲しさで昨年すこし無理な移植をしてからというもの、すっかりヘロヘロ

          春の芽吹き特集 その二