『素敵なお茶会は京都だけではありません。奈良、重要文化財でのお茶会♫お洒落な隠れ家カフェも見つけちゃいました!』
奈良は猿沢の池のほど近く
ひっそり佇む瀟洒な日本家屋。
その奥へと歩みを進めると…
そこには…
都会の喧騒を離れ
街中にいるのを忘れるかのような
別世界が広がっていました。
今西家書院。
重要文化財の邸宅です。
元は、永く興福寺大乗院家の坊官を努められた
福智院氏の居宅。
それを大正13年、
奈良の今西家が譲り受けたそうです。
室町時代初期の書院造りの遺構と言いますから
600年から700年に渡って
人々の暮らしを見守り続けて来たことになります。
江戸時代から明治、昭和と度重なる修理を経て、
大切に守られ、今、私たちの目の前にあるのです。
手をかけて来て下さった皆様にも
感謝の念にたえません。
そんな歴史ある今西家書院で
仲良くさせて頂いているお友達が
お茶会を開きました。
開け放たれたお茶室の向こうには
まだ染まり始めたばかりのみどりが
清々しい風とともに迎えてくれます。
一番のご馳走は、このお茶室です♫
釜が湧くシューシューと言う松風の音。
ほのかに漂うお香の香り…
素晴らしいお天気に恵まれ
そこに座しているだけで心地良い
最高のしつらえとなりました。
秋を感じさせるお道具の数々。
お菓子も…
なんと、お茶室の天井では、
龍が見守ってくれていました。
素敵なお茶会を終えたら、
今度は奈良の町の散策。
めちゃくちゃお洒落な…
こーんな宿を発見!
その名も『宿一灯(ひとともり)』。
築140年の町屋をリノベーションした宿です。
なんと!
足湯でリラックス出来るカフェ
『生姜足湯休憩所』も併設されています♫
散策で疲れた足をここで温めながら、
一休み。
お友達とお喋りしながら歩いていると…
『Hide Out』
“隠れ家”と言う名のカフェが!
そこは、
若い女性が古民家を借りてやっている
可愛らしいお店。
カラフルな手作りの練り切りや琥珀のお菓子が
店頭に並んでいます。
以前の店主さんはお茶人さんだったらしく
お庭には茶花が沢山植えられておりました。
まるでお友達のお家に遊びに来たように
ふわっとお茶を飲んで
店主の方と他愛のないお喋り。
お洒落なのに気取りなく、
その場の空気に馴染めてしまう
奈良は不思議な魅力を持っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?