『取材で訪れる素晴らしいお庭の数々。でも!満開に咲く花は見られないんです!』
突如、決まった東京への移動日。
途方に暮れる私に、
東京や関西、全国の街の情報に詳しい今谷さんが
持ってこいの場所を
おすすめして下さいました!!
そこは!
目白の『永青文庫』です(o^^o)
江戸時代から戦後にかけて所在した
広大な細川家の屋敷跡の一隅にあり、
細川家に伝来する
美術品や歴史資料などの
文化財を一般公開している『永青文庫』。
たまたま、この時期は
細川家に伝わる茶道具展が行われていたのです♫
利休七哲にも数えられる細川三斎さんの流派では
仲良しの梅村尚子さんの義弟さんが
お家元をしていらっしゃいます。
ご縁と言うのは繋がるものです。
この春にも
建仁寺の塔頭、永源正伝院で行われた
有楽流と三斎流のお茶会に
行かせて頂いたばかりでした。
素晴らしいお道具を堪能したあとは、
すぐお隣にある肥後細川庭園へ!!
期せずして、
満開の花菖蒲を楽しむことが出来ました〜♫
その昔、
旅モノの番組のナビゲーターをしていた頃、
『植村さんは…
番組の取材で素敵なお庭に良く行くから
満開の花とか見られて羨ましい。』
と言われることが多かったのですが…
確かに!
テレビ番組の取材で色々なところには
行かせてもらいました!!
でも!!
満開の花を観ることは…
皆無!
と言っても過言ではありません(;ω;)
なぜなら!
番組の取材と言うのは
放送日される当日に満開になるよう
計算して行くものなのだからです。
つまり!
満開になる一週間とか数日前に行くので
つぼみが膨らみかけていて
あともう少しで咲く…
一歩手前の景色しか見られないのです。
とほほ。
この日は、
なかなか見られない満開の花菖蒲を目の前にして
テンションもマックス!
ムシムシと汗ばんで来て喉が渇いたぁ…
と思っていると…
目の前には細川庭園のカフェ『松聲閣』が!
美しい花菖蒲が咲き誇るお庭を愛でながら
冷たいお抹茶を頂きました♫
梅雨の合間、
雨もちょうど上がって、
雨露に濡れて輝く花菖蒲。
その可憐な姿に魅了されました(o^^o)