【紀行】ベトナム縦断の旅 (その2)予習編
ひとつ前の記事で、ベトナム行きの契機は「『ディエンビエンフー』を読んでたから」と書いたが、関連の記事をココログに3回投稿している。
●2015年2月 9日 (月) マンガ『ディエンビエンフー』https://chaihana.cocolog-nifty.com/ch/2015/02/post-a4d7.html
●2016年6月25日 (土) マンガ『ディエンビエンフー』12巻(未完)https://chaihana.cocolog-nifty.com/ch/2016/06/12-e4ed.html
●2017年3月11日 (土) 画集『The ART of Điện Biên Phủ(ディエンビエンフー)』
https://chaihana.cocolog-nifty.com/ch/2017/03/the-art-of-in-b.html
ここ数年イベントや映画を追っかけるので精一杯で、読書関係の投稿がほとんどできていなかったが、その後、1巻から6巻までの再刊『ディエンビエンフー 完全版』(全6巻、双葉社)が出た。それに続く形で、新作『ディエンビエンフー TRUE END』(全3巻、双葉社)は出て、物語は完結。そして、その後カンボジア編『コムニスムス』(現在1巻 rn press)に繋がる。
私をベトナムにのめり込ませてくれた作品なのだが、そのパラレルワールドなベトナム戦争は、カワイイ絵をして人が簡単にたくさん死ぬ。それに正義感あふれるまともな精神の人がいない。これは「オススメするには人を選ばないと」とキモに命じてきた。
そこに登場する最強のおばあちゃんは言う。
『ディエンビエンフー』の背景を知るネタとして、西島大介さんが毎話ごと『アオザイ通信』というコラムマンガを描いている。再編集してほぼ同人誌のような、でもちゃんとISBNがある『アオザイ通信完全版』(全3巻 双子のライオン堂)も出ていて、それを読むとベトナムの歴史や衣食住がとてもわかりやすい。
しかし、それだけでは偏りがあるだろうと、以前に買っていた2冊もプラス。『これならわかるベトナムの歴史 Q&A』(大月書店)
『無敵のベトナム』まのとのま著 (アスペクト)
それに加えて、現在の新しい情報のため、
『地球の歩き方D21 ベトナム 2023〜24』を新たに購入。「歩き方」は旅行ガイドでもあるけれど、雑学もたくさん入っているので、読みものをしても面白い。
それらをゆっくり予習できたらよかったのだが、いかんせん、10月・11月はイベントも多くて超多忙で、十分な準備ができなかったのがちょっと残念だ。
ベトナム語の文字列は英語の発音記号のようなかんじなので、なんとなく読めるのも多い。でも、発音は難しいらしい。それ以前に単語が覚えられず、「シン チャオ(こんにちは)」「シン カム オン(ありがとう)」「バオ ニュー ティエン?(これいくら?)」ぐらいしか使えなかった。
余談だが、『ディエンビエンフー』のなかに、バオとニューという名前のサイゴン(現ホーチミン)に住む兄妹がでてくる。