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【紀行】ペルー・ブラジル旅行(その2) 予習編
今回、ブラジルはまったく予習していなかったので、ペルーばかりの話になるが、何と言っても、国立科学博物館を筆頭に、博物館で数年おきに南米の展示があった。マヤ、メキシコの中米だけのを除いても、家にぶっとい図録がこれだけある。
「大アンデス文明展」(1989−1990) 国立民族学博物館
「悠久の大インカ展―哀しみの美少女フワニータ―」(2000) 京都文化博物館
「世界遺産 ナスカ展-地上絵の創造者たち」
(2006)国立科学博物館 Blogの記事
(2007)京都文化博物館 Blogの記事
「インカ・マヤ・アステカ展」(2007) 国立科学博物館 Blogの記事
「インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン」(2009)国立科学博物館
「マチュピチュ発見100年 インカ帝国展」(2012)国立科学博物館
Blogの記事
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「科博は南米が好きなんか?」と思っていたら、2023年には企画展で、「国立科学博物館アンデス文明展の歩み」という展示の歴史のパネル展をやっていた。科博のHPのデジタルアーカイブに過去の企画展のその説明がある。長年の共同調査研究の成果なんだね。好き嫌いでできるはずがないので、すみません。
というわけで、長年偏った南米の知識だけが積み重なっていた。
在職中は「南米なんてムリムリ」と思っていたので、他の人の旅行記を読んでいた。まず思いつくのは同人誌だ。CATさんの『南米大陸ペルーボリビア旅行記』は1995年刊、思い出す限り、これが初めての南米旅行同人誌エッセイマンガだ。旅の日記社さんの『PERUペルー』は1997年刊だけど、これでショーゲキだったのは、行きのアメリカ−リマ間の「搭乗予定の飛行機がありません」……その便の存在自体消滅するなんて、ツアーでも1990年代はこんなことが起こっていたのか。阿素湖素子さんの『ペルー世界遺産の旅』はそれより最近で、旅行が2012年、発行が2014年。
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また、地球の歩き方GEM STONEシリーズの『マチュピチュ完全ガイド』(2008年刊)、『ナスカの地上絵完全ガイド』(2010年刊)も発行当時買っていた。
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ここまでは昔に読んだ本。
旅行を決めてから、図書館で何冊か借りて、その中で芝崎みゆきさんの『アンデス・マチュピチュへっぽこ紀行』『古代インカ・アンデス不可思議大全』がとっても面白かったので、自分で買い直した。プレインカやインカ文明の歴史がけっこう詳しく描いている。
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それと、現在の状況を確認するため『地球の歩き方 ペルー』を購入したいと思ったのだが、他の地域がコロナ禍後に新しい年版を出しつつあるのに南米はいっこうに更新しない。しばらく様子をみていたが、「20〜21年版」の奥付に「2024年2月28日 改訂第12版第1刷発行」と書いているのが出たので、しばらくはこの「20〜21年版」でいくのだろうとあきらめてこれを購入した。それと、あいさつぐらいはスペイン語でと思って、簡単な『タビトモ会話ペルー』も買った。
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