【トークイベント】「沸騰する1920年代」
THEATER E9(シアター イーナイン)(以下、E9)は、京都の東九条にあるミニシアターで、出来たばかりの頃から知っていた。しかも実は、裏道を通ると歩いて20分ほどで行けるすごい近場にある。
しかし、すぐにコロナ禍になって、こっちのオモテ稼業が繁忙になって、ずっと行きそびれていた。
そのE9が5周年! コロナ禍を耐えて、継続していた。
そのE9で、9月1日(日)にトークイベント「1924 沸騰の時代」が開催された。たまたま、ブックマークを付けていたE9のサイトにその記事が載っていたのだ。 やなぎみわさんの舞台作品「1924」に絡めて、関係する人たちがお話をする。なぜ今? というと、1924から100年の区切りの年だからだそうだ。「1924」はちょっと変わった作品で、1作目「Tokyo-Berlin」(2011年6月)と3作目「人間機械」(2012年8月)は、京都国立近代美術館の閲覧室や施設内で上演された。2作目「海戦」(2011年11月)だけ、神奈川芸術劇場(KAAT)で上演されたのだが、オモテ稼業の関係で2作目だけどうしても行けずに見逃したのが、ずっと心残りなのだ。
トークイベントは2部制になって、前半は舞台作品『1924』の3部作をダイジェスト上映をしながら、やなぎみわさんとあごうさとしさんがお話して、大塚啓さんの朗読を挟む。一度しか観ていないが、あの時の記憶が甦る。
後半は、やなぎさん、あごうさんに加え、黒川創さん、佐藤知久さんを加えてのもう少し広い芸術のついてのパネルディスカッションだった。
50人くらいの規模だったかと思うが、出演者のお身内の人も多かったみたいだった。