【紀行】ペルー・ブラジル旅行(その11) ペルー・ブラジルで買ったもの
通貨の事情
(その10)で「金額が出てくるときは、2024年6月現在で、1US$=約160円、1ペルーソル=約40円、1ブラジルレアル=約30円が目安。」と書いたが、もう少しこまかく言うと、ペルーの観光地はほぼ$払いですませられる。なのでペルーソルは数字の上だけで、コインをみることがほとんどなかった。有料トイレのおつりでみたくらいだ。でも、表示のない店で「いくら?」と聞くとソルで答えてくれるところが多い。「ドルOK?」とうなずくが、4ソルが1ドルぐらいになるので、都合よく、ソルのおつりなしで、ざっくり切り上げられる気がする。
ブラジルの方は、実はほとんどキャッシュレスでカード払いらしい。しかし、私の行った事前の旅行説明会では「ペルーは米ドルが使えます。ブラジルレアルを必要分用意しておいてください」と言われたので、京都駅のレアルを扱っている店舗で両替をした。すると、下調べでレートが1レアル30円くらいだったのに、手数料を含めると1レアル48円ぐらいになってびっくりした。
ところが、現地で同行者の話を聞くと、「ブラジルはすべてクレジットカードだから、現金はいらないといわれた」という人ばかりだった。じゃ、あの説明は何だったんだ?と思ったけど、現金で払っても何も問題がなかった。珈琲1杯とかアイスクリーム1個とかなら現金の方が手軽だが、手数料を考えるとやっぱり割が合わない。ブラジルはあまり力点を置いていなかったので、こっちも調査不足だったんだが。
コカあめ、コカ茶は現地消費
ペルーには、高山病に効くというコカのアメや茶があるが、日本には持って帰れない。ブラジルにも持って入れない。でも、一度賞味してみたかったので、ナスカの売店で一袋買ってみた。10ソルといわれたが、2$で支払って、開けてみたら40個ほど入っていた。ツアーメンバーにも配って消費にご協力いただいた。なめてみるとフツーのアメで、高山病に効くのかどうかよくわからん。
コカ茶はホテルの朝食にあったので、いただいた。ティーパックも売っていたが、これは消費出来そうになかったので買わずに、代わりにペルーのミントティーだという「ムーニャ」をおみやげに購入した。
ちょっとおみやげや自分用
今回の旅行では本屋は見つけられなかった。リマーパルカス間のトイレ休憩に土産物屋と、ナスカの遊覧飛行場の土産物屋には数種類あったが、実は同じ本でもはじめの言い値がちがうし、値切れる。リマの空港内には本屋があったので、2冊購入した。ここは値切る勇気がなかった。ペルーのナスカやマチュピチュの本は多言語対応で、英語、スペイン語、フランス語などに混じって、日本語の本があった。
ブラジルでは本屋は見つけられなかったが、サンパウロ空港では普通のペーパーバックの本やちょっと子ども向きの本を一区画置いている店がいくつかあった。空港や飛行機の中で読むのかな。この手の名所旧跡の本はなかった。
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