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KIACコミュニティプログラム_タケノ時空間散歩『この家で』2023年リサーチ日記 3

10月21日(土)森本・御又(おんまた)
昨日から雨が降り続き、先日の好天がうそのような肌寒さ。竹野発9.07amの全但バスで森本へ。片道¥420。何度も車で通った道なのに、バスだともっと遠く感じる。
バス停近くの小高いところに鎮座する桑原神社へ参拝。鳥居奥の狛犬さんは小ぶりで愛らしい。参道は緩く長く続く階段。一気に森の中へ入っていくような雰囲気。境内には本殿と左右に小祠。この丘陵東側に苗原(なわばら)遺跡があり、古墳時代には祭礼が行われていたと推測されるらしいが、遺跡の確認は無理でした。

桑原神社
桑原神社

梅田橋へ向かう。橋の下手は三椒川と竹野川が合流するところが見える。上手の左岸には御又(おんまた)の集落と田園風景。雨脚の強まる中、御又の集落を歩く。丁寧にお世話された生垣、庭や畑のある家並みの路地は良い感じの散歩道。天気がよかったらもっといいだろな。
橋を渡って交通量の多い国道へ出る。大川神社に行きたかったのだが、場所を勘違いした上に雨風がひどくなり、断念。しかし引き返して日限り地蔵さまに着く頃には突然日がさしてきたり..。これがウラニシと呼ばれる変わりやすい天候なのですね。

梅田橋から御又を望む
日限り地蔵さま

梅田三角(字名)に入って行くとはじめて人に出会った。どうも以前お話を聞かせてもらった最近までここで美容室を営んでおられたリリーさんを訪ねようとしているご様子。「お友達なんですか?」と声をかけると、「はい、ほとんど毎日。」とのこと。リリーさんにご挨拶だけでもとも思ったけど、たぶん雨の止んだ隙をねらっての訪問だろうし、お邪魔しても悪いので遠慮しました。

梅田三角への道

バスまでは少し時間があるので、次のバス停「市場」まで歩こうと行きかけたときにまた土砂降り。あきらめて引き返して高架下で雨宿りしつつバスを待つ。

スーパーに立ち寄ろうと竹野総合庁舎前で下車。風の強い中を歩いていたせいで寒さがとれないので、駅前の「ぱんぷきん」さんで一休み。店内に5名ほどいて、先客だと思ったら全員スタッフさんでした。コーヒーを頼むと黒ごま練り菓子3つとクッキー、ミニゼリーのお菓子が一緒にやって来た。みなさんのお話に耳を傾けていると知っている名前も出てきておもしろい。店内では野菜や果物も販売していて、銀杏大量一袋¥200と立派なしいたけ4つ¥150を入手。銀杏はあんまり多いので、半分お宿の石丸さんに分けました。

続きは下の2023年リサーチ日記4へ。


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