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広島で厄払い



私たち親子は宮島での素晴らしい厳島神社観光の後、楽々園駅から最寄りのスーパー銭湯へ行きました。
そこでお風呂に入って、ゆるゆる〜っと休むはずが、お風呂に1時間半入り、
息子、のぼせて湯船で倒れ、顎をザクっと切る。
待ち合わせロビーで血のついたタオルを握る息子、
その傷を見た瞬間、「縫うな」、と思ったのです。

地元ローカルな楽々園のお風呂へなぜ足を伸ばしたかというと、オンラインの習い事で一緒の受講生仲間がこの廿日市市在住で、この友人が勧めてくれ、その友人親子も銭湯へ来るというのでここで会いましょうとなったからです。笑えるのは、リアルで会うのは初めてだけど、裸でこんにちはだったこと。裸でこんにちは〜なのに、超自然に見つけられる。
その友人も息子のざっくり顎を見て状況を察し、救急病院と連絡を取ってくれ、五日市の病院に車で連れて行ってくれたのです。
まるで、病院へ行くのが必然だったように、見知らぬ土地にも関わらずスイスイと事が運ぶので驚きました。

息子は、結局5針を縫うことになりました。
が、「あの時止血する用のタオルも持ってたし、ママの友人が居て救急に車で乗っけて行ってくれたし、救急なのに、待たずに直ぐ処置してもらったし、超ラッキーだ」と今日の事の流れと幸運に感謝していました。


すごい。なんだこのとんとん拍子の素晴らしい流れは。
そして、次の日は尾道へ行く予定でしたが、無理はしない、とゆっくり寝坊して起きて奈良へ向かいました。

その後奈良の後の京都でお宿が同じになった不思議なお婆さんにこのことを話すと、「厄払いをしたんじゃ」と言われました。

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