ドイツ生活 子供のイベント
9月に日本から戻り、10月11月と毎週末が子供のイベント続きでした。
私の不在で延期していた8月の誕生日の長女の誕生会を10月下旬に開催し、10月中旬の次女の誕生会を11月の頭に開催し、その間に夫と私の誕生日に住宅地のハロウイーンに街と学校と幼稚園のザンクト マルティン祭もありで、とにかく子供のイベント、学校のPTA父兄主催のイベントがいっぱい。私は祭りで、この地域で食べられるソーセジを挟んだパンや、飲み物の売り方を手伝いました。どっからこんなに人が来るんだっていうほどの人出で、ビールや水は息を吸う暇もないほどの回転で売れていく。瓶の蓋を開けて渡せる幸せを噛み締めました。リウマチがひどい時は瓶の蓋なんて開けられないし、だいたい瓶をもてないもんね。
だけど、翌日は手首がめっちゃ痛みました。やりすぎたか〜。けど楽しかった。
こうなるとなんでも楽しい今です。
私が2ヶ月間、日本へ1人帰国していた期間、仕事の出張なども断ってくれた夫は、今はとても忙しく出張も増え、不在続きです。10月末から仕事も始めた私は、全てが重なり忙しすぎて膀胱炎になってしまったわけだが、どちらにしても以前とは事象に対する受け止め方が違うので心も身体も楽になったと感じるのです。フラットな感じ?というのかなあ。
何よりも子供のイベントが開催できる、参加できること一つ一つの経験が幸せ。
病気がひどかった、ここ一年半は父兄有志のイベントの手伝いも出来ず、他の父兄のヘルプに頼るだけでした。歩いて行けない行事には、他のママに車を出してもらったり助けてもらいました。今度はお返しで、私が助ける番になったので、本当に嬉しいわけです。
これも、ぜんぶ病気のおかげだと思う。
さて、
誕生会について。
ドイツでは子供の誕生日会が盛大に祝われます。呼ばれるパーティを見る限り親の愛情の深さが伝わり、感心するばかり。この世に産まれ出た日だものね、それはとても愛おしい日よね。
友達を年齢の数だけ招きパーティするのがこの辺りの伝統。うちの子は8歳と6歳になったので、8人、6人とお友達を招いてパーティをしました。
しかも、ケーキを食べて祝っておしまいじゃなくて、何かしらのテーマがあるのがドイツの流行り。ユニコーンとか、スイミングとか、サッカー⚽️とか、馬とか。テーマに沿った遊びを準備するわけです。
8人の友達が来ると、我がうちの子供も含め総勢11人になるので、家でのパーティはもう窮屈なお年頃。よって、ある程度子供が大きくなると何かしらのアクティビティがパッケージに入っている子供誕生会プランを提供する場所を借りて誕生会をすることができます。
今までだと、サッカー場、スイミングプール、ボルダリング、ボーリーング、レーザーガン、映画館、乗馬、動物園、屋内運動場、お城、屋内スキー。
今年は、ケーゲルンというボーリング🎳みたいなスポーツを地元のドイツ人のママ友が勧めてくれたので、進められるままにその場所を借りました。場所はなんとパブ!ドイツのパブです。カウンターではお爺ちゃんおばんちゃんたちの憩いの場で、みんなビールを飲んでいます。
まさに異文化ですね。ところが、子供は大好きだそうで、いざ開催する側になるとどれだけ子供たちが楽しんでいるか伝わってきます。 面白いね〜。
お部屋は3時間貸切で、その間飲み物や食べ物をオーダーできます。
6歳児の誕生会は、森で宝探し&ピニャータ割り&火遊びという注文だったので、希望に沿ってやりました。
まだ幼稚園なのでお友達は3歳〜7歳に渡る歳の差メンバー。園児は、純粋で本当に可愛らしい。しかもお行儀がよく、純粋に小さな動物、小さい人間。
テーマに沿って、秋を見つけながら宝探しをしました。
火遊びは、庭で火を焚き、そこでシュトックブロットと呼ばれる、パン生地を木の枝に巻いて火で焼いてできたパンを食べる遊びです。
来た子達は、全員が同じ森の幼稚園の仲間なので森好き、自然の中遊ぶことに慣れ親しんでいるので感覚も良く火遊びも上手です。
そんな感じで、イベントたくさんでしたが、とにかく出来ること、楽しんでいる自分に感謝の日々であっという間に過ぎていっております。