見出し画像

【UoPeople】Course Instructorコースインストラクター【University of the People】

コースインストラクターって?

Course Instructorコースインストラクターは、それぞれの講座の先生です。
M-Ed(教育学修士)の場合は、講座にもよりますが、25~35人程度の受講生に対して一人ついている感じです。課題となる読み物資料を提供したり、課題を出したり、成績をつけたり。本当に「先生」です。

「担任ガチャ」ならぬ「インストラクターガチャ」

「ガチャ」あんまりいい表現ではないのでしょうけれども

「担任ガチャ」っていう言葉、ご存知でしょうか。
小学校で15年間勤務してきた身としては、正直言うとかなり切ない言葉でした。
要は、「ガシャポン」のように、ランダムに割り当てられる「担任教諭」は、「いい担任」なのか「悪い担任」なのか、ということを示しており、すなわち「運ゲー」だということを示す言葉です。
子どもたちに対してはいつも一生懸命教育活動をしてきましたので、「今年の担任ガチャはハズレだなー」なんて思われていたらいやだなあなんて思ったものです。
(まあ、そんなこと気にしていたら教員なんて務まりませんし、深く気にもしていませんでしたが。)

UoPeopleの「ガチャ」とは

しかし、UoPeopleにもこの「ガチャ」は存在します。
どうやら幸運にも私はこの「ガチャ」が14講座(一つは英語基礎、残りが修士課程)とも全部だいたい「いい感じ」だったようで、困ったことはあまりなかったのですが、TwitterのUoPeople生には「ガチャ」問題にあたってしまわれた方もおられたようです。

「ガチャ」がうまくいかないパターン

私はこの3月で教員を退職しましたので、UoPeopleでの学生生活の90%以上は教員として働きながら取り組んでいました。その学校の同僚もたまたまUoPeopleのM-Edに取り組んでいて、私より半年ほど先に卒業したのですが、彼女は「ガチャ」問題にあたってしまったこともあったと言っていました。彼女の場合は、Peer-Assessment(ピアアセスメント:レポート課題を仲間同士で採点する仕組み。これはこれでいろいろあるので、また別で書きますね。)で明らかに評価基準に照らしあわされていない、不当に低い得点をつけられたので、それを直してほしいとコースインストラクターにお願い
したのですが、まったく取り合ってくれなかったと言っていました。

そのほか、Twitterでもお困りの方たちもいらしたようで、そんな場合のために対策をされている方もいらっしゃいました。例えば

  1. 先にいくつか履修登録しておく

  2. 「うわ、このインストラクターはダメだ」と思ったらWithdrawal(離脱)

  3. 次回以降のターム(学期)で再度履修

という手順で回避する方法があるようでした。
同じ科目でも先生は複数いるようで、ターム(学期)を変えれば別の先生に当たることができるようですね。

「ガチャ」がうまくいくパターン

私はこちらの方しか経験がないので、もしかして「当たり前」ではないのかもしれませんが、良い学びを提供していただきました。
Portfolio(ポートフォリオ:また別で書きますね)の評価には細やかなコメントによるフィードバックをくださったり、(またこのフィードバックが的確に私の弱点を突いているものやさらなる考察を示唆しているものだったりして、私の教育活動には相当ポジティブな影響を与えてくれました。)GA(Group Assignment グループ課題:また別で書きます)のフィードバックも、「だよね」と思う言葉が多くありました。
質問も何度かしたことがありましたが、丁寧に答えてくださった印象です。ただ、プログラムアドバイザーのように「翌日返信」という感じではないこともありました。それでも2日以内には返ってきたように思います。

どうやって教えてくれるの?

指導の形、その実態

これを語りだすとまた何千文字も書いてしまいそうなので、本筋とは違うところから。細かいところはまた別で書きますね。
音声や動画でご本人が教えてくれたのは一番最初に履修した「英語基礎インストラクターだけで、残りの方は声も聞いたことがないし、4割くらいの先生方が顔も知りません。すべてUoPeopleのサイト内のキャンパスで、テキストベースで指導をしてくれます。課題を提示し、読み物資料や動画資料を提供し、学生たちへのアドバイスを掲示板で行い、成績をつけてくれます。質問はメールかUoPeopleマイページのチャット機能を利用します。

正直、どうだったか

私にはぴったりでした。
「この時間からこの時間までPCの前にいて集中して学び取る!」
「ここでライブ授業を見ながら意見を交換!」
「質問はこの場で即時聞いて即時解決!」
・・・何もかもを大学院生活優先にできるなら、本当は私もそのほうがいい。生きた授業を、その場で意見交換しながら学ぶことの有効性や魅力を知っているから。だって教員だったのだもの。そういう授業が好きなのだから。
でも、働きながら、子どももいて、それは無理。
「決まった時間」が取れないのに、細切れの時間をつなぎ合わせて勉強しようとしているんだから。
留学したくて、でも海外に行く時間すら都合できないのだから。
そんな中だったので、オンラインであってもインストラクターが待っててくれたり、インストラクターの状況を気にしていたら、続かなかったでしょう。だから、私にはぴったりでした。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
もしよろしければ、フォロー、スキをお願いします🕊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?