見出し画像

"我が子の留年"を経験したママとの話

オランダでは小学校から「留年制度」があります。
日本では正式には「原級留置」と言ったりしますが、オランダでは比較的頻繁に起こり得ます。

もちろんクラスの1/3が原級留置ということはありませんが、クラスで1人や2人原級留置となる生徒がいることもあります。

今日は子どもの原級留置を経験したママと話したことについて書きたいと思います。

放課後お友達のお家へ

学校再開後、娘のプレイデート(放課後に子どもたち同士が遊ぶこと)が増えて、うちに来たり、遊びに行ったり...を繰り返す毎日です。

この間、初めてプレイデートをすることになったお友達がいました。
娘は時々、初めてのお家に遊びに行く時は、最初に一緒に来て欲しいと頼みます。笑

よって、今回初めて遊びに行くお友達のママに事前に連絡をして、
「娘が一緒に来て欲しいって言ってるから、私も行っても良いかな?最初の10分〜15分くらいで場所に慣れたら帰っても良いよって言うはず!」
と送ると、
「そんなこと言わずにうちでお茶でもしましょ!」
と、お誘いをいただき、その日は自宅でお茶させてもらうことになったのでした。

「うちの子は同じ学年を2回やったからネ!」

娘と同じクラスにいるその子には、お姉ちゃんがいることは知っていました。だいたいママが送り迎えをしていて、2人の女の子を連れていたからです。

「お姉ちゃんは何歳なの?」
と聞くと、
「今は9歳ね、でも周りの子よりは1つ年上なの。1年生の時に同じ学年を2回やったからネ!」
と、明るく返してくれたのでした。

ここから先は

2,211字

¥ 100

私たちの活動内容に賛同いただける方々からのサポートをお待ちしています。ご協力いただいたサポートは、インタビューさせていただいた方々へのお礼や、交通費等として使わせていただきます。よろしくお願いいたします!