想像を超えた美しさ...スイスの「ベルニナ急行」に乗ってみた Vol.1
翌日はちょっと早起きをして、朝7時20分頃ミラノ発の列車に乗りました。今日はミラノからティラノへ。
今回はティラの隣にあるマイナーな駅にある宿に宿泊します。宿には10時頃に到着した(してしまった)のですが、宿のオーナーが良い方で「チェックアウトの人が出ていったら、荷物をすぐに入れてくれていいよ〜」と言ってくれたのでした。
ということで、お言葉に甘えてクリーニングの方々に荷物を預けて(もちろんそれぞれの荷物はロックで施錠済み)、この日は撮り鉄の父が楽しみにしていた、スイスのベルニナ急行が走る撮影スポットを巡ることにしたのでした。
目指せ、ブルージオのループ橋!
滞在先の隣駅、ティラノはイタリアとスイスの国境に位置しています。ここでイタリア国鉄を下車すると、隣にあるのはスイス国鉄。Interrailpass/Eurailpassの良いところは、スイスの国鉄が乗り放題なところ!…ということで、ティラノでスイス国鉄に乗り換え、1つ目の撮影地、ブルージオのループ橋を目指しました。
ブルージオのループ橋を撮影するために、ブルージオで下車しました。するとそこはもうハイジの世界!
駅から少し歩いて、さっき列車で通ったループ橋を目指しました。
世界遺産に指定されているベルニナ急行
ベルニナ急行は、その列車とそこから見える景色の一部が世界遺産に指定されています。それくらいこの列車は特別で、景色は素晴らしいものでした。
スイスのリゾート地、サンモリッツへ
標高2019mのてっぺんとも言えるアルプグリュムを越えると、そこはスイスの高級リゾート地、サンモリッツです。夏は避暑地として、そして冬にはスキー客で賑わうサンモリッツ。とても天気が良かったこの日ですが、まだまだ半袖で過ごすには寒いくらいでした。
この日は平日ということもあってか(オランダではGWのようなものですが)、とても空いていました。
サンモリッツからベルニナ急行(パノラマカー)で下山
サンモリッツからはさらに指定券を購入して、ベルニナ急行に乗りました。Interrailpass/Eurailpassに加えて購入した指定券は1人(¥3,670)でした。ここからティラノまで約2時間半かけて山々を見ながら下山していきます。
ベルニナ急行乗車中、嬉しいプレゼントをもらいました。アルミ缶の中にはLindtのチョコレートが。
パノラマカーはほぼ貸切状態…何とも贅沢な時間でした。
明日は再度、ベルニナ急行に乗り、その先のチューリッヒへ移動して、そこから夜行列車で遂にオランダに戻る予定です!