1年以上ぶりに開いたnote。 日本へ本帰国し8ヶ月が経とうとしている今、 新たな気持ちで再開したいと思っている。
30歳。 近頃は、何でもない一日が、かけがえのない意味を持つようになった。 それは、ものめずらしいものを見たときだとか、知らなかった価値観に触れた瞬間だとか、そんな場合だけではない。 何も予定のない日。 家で過ごす時間。 こころがのんびりして、おおらかな気持ちでいる自分に気づく。 10〜20代にかけての私は、毎日焦って過ごしていた。 一日中家でごろごろしていた日なんかは、夕方ものすごい後悔の念に襲われ苦しんでいた気がする。 成長したってことなのかな。 自分で自分を許せる
フレンドリーに服を褒めてくれたのに、たったのサンキューしか言葉を発せなかった。 ESLのホームワークに何が出されたのか、teacherの話に耳を澄ましてもほとんど理解できなかった。 渡米後2ヶ月。 スーパーのレジに並ぶのもまだびくびくだし、出来ないことを数え出したら、そりゃあもういっぱいいっぱいあるんだけど。 出来たことだって必ずあるから、楽しいとか、嬉しいとか、素敵！とか、ありがとう！とか、そんな言葉で日々をうめつくしたい。 くやしい気持ちは なりたい自分へのみちしる
ニューヨーク市郊外に住んでいる。 4階にあるこの部屋の窓は、床から120センチほどの高さに設置されている。 窓が切り取る外の景色は、だからほとんど空に占められていて、日本にいたときよりもずっと、「空」を近くに感じる。 今朝、この空には綿毛がふわふわ。 きっと外を歩いていたら、髪にも服にもまとわりついてくるだろうなってくらいに飛んでいるものだから、調べてみたら、正体はポプラだった。 5月下旬から6月初旬にかけて、アメリカ各地で見られるらしいこの現象は、私に、異国にいることを
初めまして、なおりっぷと申します。 初夏の風が吹きぬける午後、noteを始めることになりました。 長い間クリエイターと呼ばれる方々への憧れを抱きながらも、自分への自信のなさから、そういった類のチャレンジは避けて生きてまいりました。それが今朝の今朝、私の尊敬する実妹に背中を押されたことから、初めて登録してみたところです。 恐縮ながら簡単に自己紹介をさせていただくと、私は1992年2月生まれの30歳女です。家族は父、母、妹、祖母が二人と、犬が一匹。アプリで出会った彼との結婚を
