発展国でオンボロ暮らし
あたかも色んな事に納得して家を決めた程であれやこれや書いたけど、そんな事はない。住み出して1日目、至る所で欠陥を見つけては自分を言いくるめている。今のこの状況で自分が借りれるのはこんなもんだ、だとか。
まずトイレ。アパート自体が古すぎて、パイプがバカになってるらしく、紙を流せないため、拭いた紙は蓋のあるゴミ箱へポイ。そして💩をしたらば、バケツに水一杯を汲んでトイレに流してからフラッシュしましょうとのこと。極め付けはコンロ。火、着かないなあと思ったら、左手にチャッカマンが。カチカチしても火が出ない。しぶしぶライターでコンロを着火。(困惑しすぎてライターで着火というアイディアまでなかなか到達しなかったのと、火にビクついてなかなか付けれなかったのとで、所要時間30分)
一瞬悲しくなった。30歳でさあ何してんだろう。20そこそこじゃあるまいし。生活の質を上げるため切磋琢磨する様な段階なはずなのに。同じ歳くらいの人たちはキャリアに邁進したり結婚してマンションやら一軒家やら買って家にはきっとルンバとかもあってさあ。私なんて異国の地で💩をスムーズに流すために水汲みだよ?
急に色々な後ろめたさに襲われた。ほれ言わんことか、と家族知人友人らから嘲笑されてるんだろうな。地味に日本で働いてたら、💩流すのに一苦労する事なんてなかっただろうに。今更サバイバル経験身に付けてなんになるのか。
とは言いつつ幸か不幸か、自分は結構諦めが早いし適応もしてしまう。他にも心配するべき事は正直山ほどある。今日は適当にのんびりしてぐっすり寝よう。