個人の食生活の嗜好も、地球全体の環境に影響を与える時代に突入。
私は、基本的に、人は、自分の 好きなものを食べることがよし、と思ってきた。
私は、20年前から、ベジタリアンになり、現在は、少し魚を食べる、ぺスコベジタリアンに落ち着いている。
好きなものが、野菜や、果物なので、それ中心の食生活になっている。
しかし、これだけ、地球全体の環境が悪化してきている現在、 好きなものを好きなだけ食
べてください、とは 言えない世の中になってきたと思う。
とにかく、アマゾンの熱帯雨林が危機的状況になっている。 森林火災も後を絶たない。
NASAからの情報によると、宇宙から見ると、火災の原因は、干ばつなど、自然災害ではな
く、明らかに、経済活動による、農地拡大なのだ。
農地拡大の目的は、当然、安価に作られる、ファーストフードのハンバーガーなどを作る牛
肉 確保のためだ。
今や、安いマックなどのバーガー肉の輸入元は、アメリカではなく、ブラジルである。
アマゾンの熱帯雨林がなくなるなんて、対岸の火事と思われるかもしれないが、そんなことはない。
このまま、火事を放置すると、地球全体の気温も上昇し、 地球のあらゆる自然災害にもつながってくる。
地球は、一つの有機体であり、一つの地域を切り離して存在することはできない。
昨今の、異常気象、は、地球の上げている悲鳴だと感じる。
人間は、お金儲けと、便利さを追求したが故に、自分の首を締めるような 世界を作り上げてしまった。
肉食が、ただ、個人の嗜好で良し、とされる時代は終わり、人が、意識的に、肉を減らす、
食べる回数を減らすことが 重要な時代に入っている。
plant base という言葉が 日本でもかなり、定着してきたと思うが、植物由来の、たんぱく質
が、個人と、地球 両方を健康に導く、鍵になってきた。
写真の、その代表的な会社の一つ、ビヨンドミート。
ウエブサイトも シンプル、おしゃれで、カッコイイ。
そして、なかなか、お味も研究されて美味しい。
昔と比べて、格段のお味の向上は、感動の域にある。
日本でも、乾燥の、大豆でできた鳥肉、など、植物由来タンパクの 食材は、優れたものが多々ある。
水で戻して、 醤油、生姜、ニンニクでつけて、からあげすると、鳥の唐揚げになって、とても美味しい。
是非一度試して欲しいと思う。
現在は、食生活一つを取っても、地球に貢献できる選択肢がある、というご時世になったのだ。
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