五段の「信」 経営者を10年やってみた中で気づいたこと。

今年から新たにnoteに色々と発信していくことにする。

身の回りでnoteを使っている人が増えてきたこともあり、また定期的な引っ越しは色々と自分の整理をする上でも極めて効果的なので意図的に。

経営者を初めて個人事業主を含めると10年の月日が流れた。本当に早い。そしてまだまだという気分もありながら、この10年で何を体得できたのか、と年末年始に自問したところ、少し整理できたのでアウトプットしておきたいと思う。

自分は社員や一個人事業主、そして経営者として、いろんな人に任せられてきたし、人に色々と任せてきた。その中で「信」にはランクがあることに気づき、またそれを知らず知らず、無意識のうちに使い分けていることが判明。「信」には5つの段階があり。それは「信用、信任、信託、信頼、信仰」の順があるということである。(五段活用とか超懐かしい・・・)

1.信用(Lv20くらい)・・・信じて用いること。採用や昇格がこれにあたる。基本的には頑張っている、この人はできるんじゃないか、という期待値を込めても機会が平等にあるべきなので。実績よりもやる気や負けん気が重要になる。壁に当たるところも多いので、付かず離れず、かなり頻繁的に様子をみて声をかけて行く必要がある。


2.信任(Lv40くらい)・・・信じて任せること。1において機会を自ら得て、かつ一定以上のの実績を出している人については、より権限を増やし、裁量の大きな仕事にチャレンジしてもらえるような機会を設定する。しかし一方で必ずチェックが必要。まだ権限や権力の使い方が間違ったり、自尊がすぎて自損していることに気づかないことも。


3.信託(Lv60くらい)・・・信じて託すこと。2において圧倒的かつ自分よりも優れたポイントがある人間については、今自分がやっていること+α、将来の可能性を広げるためにもその人間に託したほうがいいかもしれない。より良い結果をだす可能性も高いし、こういった人間には指図や定期的なチェックよりも、権限をどんどん移譲していき、責任者になってもらったほうが全体が伸びる。(空いた時間とリソースで、自分はさらに可能性を探る旅に出れる)ただし、間違った人に託すと諸共根こそぎ持っていかれる。が、それは自分に見る目がなかったので致し方なし。

(懐かしい、、、)

4.信頼(Lv80くらい)・・・信じて頼ること。3で実績を積んでいる、いわゆる自分で意思決定して事業を運営しているので、自分が困ったり悩んでいる時には相談相手として壁打ちに付き合ってもらうレベル。頼れる仲間という感じで、いわゆるパートナーレベル。でも価値観が急速に変わったり、方向性が違ってくると分岐点をも買えるので強烈な相互依存関係は毒。


5.信仰(Lv99くらい)・・・信じて仰ぐこと。4が昇華して5になる?のかどうかはわからないが、神レベル。自分が困っていることを手に取るようにわかってもらえ、すがりたくなるくらいの、でも実体はないので自分で頑張れよ、とやる気にさせてくれるレベル。あなたがいてくれてよかった〜と言いたい。(しかしながら、世の中が変わると、急に改宗することもありえたり、神が実は神でなかった事実が発覚したりするので臨機応変に。)


別にキングダムを読み返した訳でもなく、「信」という言葉が妙に年末年始に引っかかったのでとりあえずそこから着想してみた。

ちなみにドラクエ的にいうと

Lv20・・・遊び人から賢者に転職できる

Lv40・・・上手い人はラスボス倒せる?

Lv60・・・どんなに下手でもラスボス倒せる

Lv80・・・そこまでやる人いるんだっけ

Lv99・・・もはやそれが目標になっている

なのでなかなか出会うこともないでしょう。

が、中にはそんな人もいて、そういった人たちと現実世界で色々と難題を共にあーでもない、こーでもないと解決しているのが最高に楽しい人生かもしれない。

改めてこの10年でいろんな人と「信」ある活動ができて本当に楽しかった。まだまだこれから、これからも一人でも多くの信ある仲間と主に、生きてきてよかった!と言える最高の人生にしたいと思う。

もしよければ一緒に世の中にインパクトあることやろうぜ、と。

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hokan

ファイナンシャル・ジャパン


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