永野直子

筆者は二児の母。誰もが暮らしやすいまち、住み続けられる地域社会になるために、わたしたちは何ができるのか。岡山の小さな工務店からの、小さな活動団体「くらしのたね」が実践する暮らしづくり、人々とのつながり、まちづくりを丁寧につづっていきます。

 永野直子

筆者は二児の母。誰もが暮らしやすいまち、住み続けられる地域社会になるために、わたしたちは何ができるのか。岡山の小さな工務店からの、小さな活動団体「くらしのたね」が実践する暮らしづくり、人々とのつながり、まちづくりを丁寧につづっていきます。

最近の記事

岡山西部総合公園(仮称)管理棟の公募がスタート

岡山ドーム前の公園にできた 管理棟という建物の公募が始まった。 きっとこの先、 ワクワクすることが 始まるんだろう。 この公園のコンセプトは 『人々が関わることで 育まれる都市の森』 人々が関わることで 育まれるってどういうこと? 都市の森って何? 市民協働って? 言葉は大事。 その意味を大切にしながら、 自分の発する言葉には 責任を持ちたい。

    • NEW GATHERING ~地元中学校との連携3~

      ニュースポーツまでの道のり3 2学期が始まり、きっと中学生も 普段通りの学校生活が行われている。 1学期、けっこうな時間を 一緒に過ごして思う。 イベントが中止という形になり、 残念だけどまぁこんな時代だから しょうがないよね、と 今の時代に生きる子ども達は 飲み込むことができるのだろうか。 このイベントだけではない。 彼ら中学生にとっての、 学校生活、行事、部活動、 日常、遊び、恋愛、青春…。 いろんな制限がなされる中、 彼らはどんな風に日々考え、 どんな風に自分たち

      • NEW GATHERING ~中学校との連携2~

        ニュースポーツまでの道のり2 インクルーシブデザインとは? 高齢者、障がい者、外国人などの 多様な人々を、デザインプロセスの 上流から巻き込むやり方。 今回関わってくださっている 株式会社乃村工藝社さんや 超人スポーツ協会さんの安藤さんに インクルーシブデザインについて たくさんのことを教えてもらいながら、 地元だからこそできるやり方、 地元ならではの団体との関り方も 織り交ぜながら、 何度も時間をかけて 実際に形にしていく。 少々遡ること6月下旬。 視覚障がいの方に

        • NEW GATHERING~地元中学校との連携1~

          ~ドローン競技開発までの熱い道のり~ 西部総合公園を地元とする御南中学校。地元地域を学ぶ総合学習の中で1クラス選ばれ、ニューギャザリングイベント内で主体的に関わっていく今回の企画。 オリンピックでもパラリンピックでもない、その融合を目指した新感覚競技の、二か月間にも及ぶ開発が6月14日に始まった。 (写真は実行委員青江がこれから始まることを説明、それを真剣に聞く生徒たち) このドローン企画は 特別協力として、 競技の開発に、 超人スポーツ協会の 安藤良一さん。 視覚障

          Shop Botを見学に

          木材加工専用のCNCルーター。 (株)新庄村さんが導入しているとのことで 今日は見学に行かせてもらった。 森とのつながり。 林業と工務店。 家づくりとDIY。 いろんな可能性が秘められている。 ワクワクすることがたくさんある。

          Shop Botを見学に

          2021年春 岡山ドーム前の公園活用の可能性

          久々の週末散歩。 今日の岡山ドーム前公園。 春が過ぎ、 少しずつ芝生も色づき始め。 工事中の管理棟も 少しずつ姿を現し。 今日は サッカー親子とカップルと スケボー仲間とランニング仲間が 楽しんでいた。 これから、岡山市による管理棟運営の公募が始まり、 令和5年春の公園全OPENに向けての準備がなされつつあるようだ。 農園活動の準備も着々と行われている。 社会実験で行っている農園活動が、公園オープン時にも 行うことができる可能性が増してきた。 現在まで活動していた農

          2021年春 岡山ドーム前の公園活用の可能性

          地域と人をつなぐ、くらしのたねが新たなフェーズへ

          前回の予告通り、岡山の工務店、ミナモト建築工房が運営する 「くらしのたね」は新たなフェーズへ邁進するため、 地域の拠点となっていた「居場所」の活動は 3月31日をもって一旦お休みをさせていただく。 「ここに来ると、なぜかホッとする。」 「帰る時には元気になっている。」 「スタッフのみんなに会いに来ました。」 こんなうれしい言葉の数々をいただく毎日だった。 ほんとうに。 本当にスタッフのみんなが温かい。 子育て真っ最中のママや、 少し子どもが大きくなったママによる、 居場

          地域と人をつなぐ、くらしのたねが新たなフェーズへ

          2021年度の活動のお知らせを公開    

          この8年の間に、様々な形を変えてきたくらしのたね。 思いは変わらず、少しずつ前に、少しずつ大きく、形にしていく。 コンセプトは「地域と人をつなぐ」。 以下、ご挨拶は ↓↓↓ 「来年度の活動のお知らせ」  今年度におきましては新型コロナウィルスによる不測の事態の中、くらしのたねの活動にご支援、ご協力賜り心より感謝申し上げます。  くらしのたねは、「地域と人をつなぐ」ことをコンセプトに掲げ、地域でのくらしづくり、家づくり、まちづくりを応援し続けてきました。おかげさまでその活

          2021年度の活動のお知らせを公開    

          くらしのたねのコンセプト        ~地域と人をつなぐ~

          1月29日、地元の中学校による岡山調べ学習の講師として1年生の皆さんの前でお話を。 この岡山調べ学習は、岡山県、岡山市を活性化しようと働いている人々や岡山について知ることで岡山の魅力を発見し、伝えていく時間として、3年間の総合学習に組み込まれている。 くらしのたねの在り方。 「地域と人をつなぐ」というコンセプトのもと、 家づくりやまちづくり、そして再開発中の公園づくりの活動など自分たちがどんな気持ちで、今の仕事をしているのかをお伝えし。 SDGs

          くらしのたねのコンセプト        ~地域と人をつなぐ~

          なぜ転勤族の我が家が岡山に家を建てたのか。

          転勤族が岡山を選ぶ理由「住みやすい」というのは、気候やら利便性という「場所」的要素ももちろんあるが、多くの経験者はそこに自分の「居場所」または「役割」があるかどうかは大きいと思う。 特に妻、ママ。 (そう感じるのは、自分が妻、ママであるからなのか・・・。)  夫は自分の仕事上「転勤は宿命だ。」と思っているかもしれないが、妻が「岡山にとどまってもいいかも」という風に思うようになるきっかけは、出会うコミュニティーだったり、出会う人だったりする。  2011年、岡山の中でも、転

          なぜ転勤族の我が家が岡山に家を建てたのか。

          岡山北長瀬エリア~再開発中の公園で私たちは何ができるのか~

           今、再開発中の岡山市の北長瀬エリアがあつい。 新幹線の停まる岡山駅から一駅、市民病院や商業施設がすでにでき、ちょっと南に歩けば、問屋町という、おしゃれなカフェやレストランが並ぶ地域がある。駅からすぐ東の商業施設を抜けると、そこには岡山ドームと再開発工事中の公園(岡山西部総合公園(仮称))があり、3年後にグランドオープンする。 その公園には、行政、民間、市民が連携して公園を運営していく「パークマネジメント」という仕組みが導入される。公園をより魅力的に活用するための画期的な仕

          岡山北長瀬エリア~再開発中の公園で私たちは何ができるのか~

          岡山のまちづくり~未来の子どもたちにどんな世界を残せるだろう~

          未来のこどもたちに どんな世界を残せるだろう。 私たちは何ができるだろう。 という思いで、 主婦を中心とした日常生活からSDGsを考える場 「SDGsおはなし会」を開催したり、 壮大なことでいうと、 2018年から取り組んでいる 「くらしのたねまきプロジェクト」 として、この岡山がより暮らしやすい地域となるよう、 SDGsパイロット地区となれるよう、 地道な活動を続けているくらしのたね。 母体は社員20名弱の岡山の工務店。 南米で伝承されている「はちどりのひとしずく」と

          岡山のまちづくり~未来の子どもたちにどんな世界を残せるだろう~