クリエイターも個人事業主です
東京ビッグサイトでのクリエイターに特化した展示会、クリエイターEXPOに参加して仕事に対する意識が変化してきました。
ご来場者様「で、〇〇を依頼ならいくらですか」
私「ん、、ぐ、がぁ、、えっとぉ〜(冷や汗)」
という場面を何度かやらかしまして。。。
また、それぞれが違うビジネスをしているシェアオフィスに入っている事で(絵描きは私だけです。)クリエイターも、個人事業主であり、何らかのビジネスを展開している。という発想に変わりました。
クリエイターさんの声を聞くと
本人も周りも制作活動は尊いからお金の話はしちゃいけないと思っていたり、値段を何となく決めていたり、お金の話は分からないから経済活動と離れていたいと考えていたり。とにかくビジネスは嫌い、、etc
なるほどです。
それは多分試算方法がよく分からないから混乱するのかなと。
なので、今回は試算方法について考えてみたいと思います。
まず、かかるお金は材料費だけではありません。
住んでいる家やアトリエ、ご飯代、娯楽費がどのくらいかかるのかを踏まえて1か月、または一年でいくらあれば運営出来るかを出し、そこからその期間で何件依頼が入るか(何個売れるか)を予想して、割り出す。
そこに、その技術を取得するにあたった膨大な時間、試作、学費、沢山の美術館を飛行機に乗って見に行ったり、画集を買ったコスト、これから良い作品を作り続けるための未来の軍資金は、長いスパンで少しずつのせていく。
そして、売れる値段、現実離れしてない金額に調整する。
そのような事で見積もっていけば良いのではないかと仮説を立てました。(イラストの場合、媒体が何かも関係すると思いますが)
出来た物から見積もるより、どうやったら運営できるかで逆算する発想です。
別に仕事を持ちつつ製作されている方や、他に収入源のある方は状況が少し変わってくると思います!
自分の、まずはこのくらいなら嬉しいかな、という位から始めたいですよね。
また、そんなこと言うならお金無くても良い世界で自給自足で製作したいという方も、それも良い考えだと思います!
それぞれのベストチョイスがあると思います!!
私は製作を辞めずにずっと続けていきたいし、普通の毎日の暮らしをつつがなく過ごしたい。素敵な作品を提供する為に美術館を見にいきたいし、かっこいい本があれば買って、作った人や売ってくれる本屋さんに敬意を払いたい。英気を養う為に友人の作る美味しい料理や飲み物を食べたいし、素敵な製作物を手に入れて、ありがとうの意味でお金を払いたい。その循環に入るためにはお金が必要だと思いました。
この考えを実行していき上手くいくか
これからの人生の中で実験してみたいと思います。
(個人事業主の方向に舵を切りたい方は商工会や、中小企業庁のホームページをチラッと見てみてくださいね。)
結果はどうなるかしら。
まあ、気楽にやっていきましょう。
それでは〜。
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