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シナリオは汲めども尽きない泉のごとく
ここに紹介した脚本は、
榊原郁恵さんが主演のTBSテレビの連続ドラマ、40年くらい前のものです。
郁恵さんらしい元気ではつらつとした高校生のナッキーという役で、人気がありました。
私は本箱から引っ張りだして久しぶりに読み返してみて、結構面白い話でした。
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そんな昔の物を引っ張りだしたのか?
それは私自身とシナリオについて再確認する為でした。
私は30歳の主婦から思い立ってシナリオライターを目指して、やってきました。
エッセイや小説なども書いてきましたが、シナリオが1番性に合っているようです。
何がお話を考えると、人物たちの会話、つまりセリフが浮かんでくるのです。
それは未完成ながら、シナリオになっています。
それなので、アニメや30分物のドラマを400本も書いてきたのだと思います。
ですが、シナリオは台本とも言われ、撮影現場や俳優さんの予定など様々なことがあっ直しが必要とされるハードな仕事です。
書いたまま初稿でOkとなることは数えるほど。
何回も改稿してやっと決定稿になります、が。撮影現場でまた直しが出たりします。
作品がヒットして、俳優さんや監督、演出家が脚光を浴びてもシナリオライターは縁の下の存在です。
でもシナリオで自分の描いた世界が映像化され、セリフに俳優さんが魂を入れてくださることで達成感があります。
ドラマもアニメも映画もシナリオがあった上の総合力で成り立ちます。
脚光を浴びる俳優や監督の縁の下の力持ちであることが、喜びでもあって、ライターたちは書き続けます。私もシナリオが好きなのです。
シナリオは汲めども尽きない泉のようなものです。
そういうことをお伝えしたいと思って、コンクールを目指す方の応援するオンライン講座を始めたのです。
厳しい道ですが頑張ってシナリオを書いてほしいと思います。
こちらをご覧ください。
#ナッキーはつむじ風