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暮らしと福祉の間(あいだ)に。


じぶんと福祉の関わり。というものを探検していた。

福祉という世界観を、自分の中にキチンと据える。

なんといっても『行って・見て・会って』が一番だが、残念ながらコロナの余波でなかなかに部外者住民が介護事業所に訪れることは難しい。。。ひとまず本やZoom講演、Twitterなどを通じて、自分の感覚に合う繋がりたい人々と出会うことにした。


1 一番遠かった、福祉


正直なところ、私にとって福祉は一番遠いフィールドだった。

あんまり人には言わないものの、小学校時代の祖父とのトラウマで高齢者とガッチリ向き合うことは長年比較的苦手としていた。鎌倉郵便局長としてお客さまとしてお話しするには全く問題なかったけれども。。。障がい者は別の世界の人たちで、どこかで誰かがやる別の世界と思っていた。まさか一番遠い世界が自分のコアにやってくるとは。。。やり残していたフィールドが目の前に現れる。まさにだね。


私の、まちオケのパートナー石井美穂は福祉にとても詳しい。

高校から親のダブル介護をしており、今も90代のお母様の介護があり。長年利用者サイドからさまざま関わってきており身をもって知っている。困っている知り合いも多い。福祉プロジェクトには1年以上前からアプローチを始めており、まちオケが”福祉”へと移行する起点は彼女から始まった。明確なコンセプトも方向性もアクションもあり、その描く世界に伴奏していけばいいと思っていた。

まちオケとして取り組むことはOK。でもどこかいまひとつ、自分ゴトとして焦点フォーカスが合わないような、、、ぼんやりした感覚もあった。遠いものは、ワカラナイからね。

しかし、時代は1人1宇宙。

自分の中に、自分自身が創造していきたい世界を描いていかなければ、自らが起点となり出会い・自律して動くことは難しい。

走りながら、出会いながら、経験しながらアップデートしていくものではあるものの、まず1歩目の、自らの福祉との関わりの起点をつくる。世界観をつくる。

何より、自分の周波数に合う人々に出会いたいし💚
ともに世界を創造したいからねっ✨


2 暮らしと福祉の間(あいだ)に。



先日、えんがおの濱野さん@栃木のご講演を聞いた。


栃木えんがお@濱野さん資料より一部お借りしています。


ここに隙間がある。

家族や関係者の負担は大きく。誰も助けてくれない。生きる希望が感じられない。

日本には、「無いと生きていけないサービス」はけっこう制度がある。
でも、「あるともっと幸せに生きていけるサービス」がない。
ここが必要なんです。

濱野さんのご講演@全国地域作業療法研究大会2023より

濱野さんの言葉が響いた。
ああ〜。ここなんだな。と思った。


ここがまちオケ。


暮らしと福祉の間(あいだ)に。

困りごとがある。
住民のできることがある。

困りごと(ー)に、まちオケの住民仲間たちが差し出せるもの(+)がある。
ーと+でゼロになる。

一人の人が朝起きて、「今日はええ日や☀️」と思える。
みんなが「本質的に自由」であり「生きるっていいな。」と感じられる。

それでいい。
それがいい。

その小さなお手伝い✨


えんがおの濱野さんたちは、事業者さん側からのアプローチを頑張って来られた。
こんどは私たち住民側からの歩みをネ。

腑に、落ちた。

3 先達へのリスペクト。私たちの余地はあるのか???

一方で、世の中には住民のよい活動は山のようにある。NPOなども様々長く活動されている。医療や福祉関係者の方も多くおられ、施設でもいろいろなレクや訓練など取り組まれている。プロフェッショナルが山盛りだ。先達たちがあれほど活動されていることへのリスペクトな気持ちもあり。。。

正直なところ、果たして私たちが何かする余地などあるのか?メンバーはともかく、私なんぞ福祉素人🔰が僭越ではないかい?と内心思ったりもしていた。

しかし驚いたのだが、なんと

全国地域作業療法研究大会2023の資料より


なのだそうだ。23.3万事業所!

まちオケは福祉を一番広くとらえているので。どんな人も。介護も、障がい者も、子どもも、ふつうの人でも。生きる希望が感じられていない人みんなマルっと福祉と考えているのだけれども。

介護だけで23万事業所もあるなら。そりゃ足りん。”必要”だけで精一杯だろう。

ああ、隙間はいっぱいあるな〜。大丈夫だ。

と思った。

3 まちオケは、『あるといいものづくり』を7年やってきた。


まちオケはこれまで約7年間、

『あるといいものづくり』

をやってきた。

人の暮らしを良くするための、ワクワクする「住民協働事業」づくりを小さくともコツコツ続けてきた。ローカルの暮らしにどっぷり地に足をつけ。個にフォーカスを合わせ、様々な試行錯誤を山のように重ねてきた。住民自治力づくり。

そう考えると、濱野さんの言う
「あるともっと幸せに生きていけるサービス」づくりは、
7年間続けてきた、僕たちの一丁目一番地なのだな。
住民が担い手の。

福祉にフィールドはうつしたが、やることの本質は変わらない。

そういうことなんだな。と思った。

4 ゆる募


足元を知る。

栃木のえんがおさんも、めっちゃ行ってみたいんですけどね〜。
遠くも知りたいのですが、まずはきちんと足元を。

神奈川県・鎌倉湘南あたりのご近所で。
見学できる福祉施設があったら、教えてください。

ふつうの見学でもいいし。
ボランティアを兼ねた参加でもOKです。

オイラ、整体師でもあり、整体もできるので。
オイラ、わりかしいろいろできるので。
(体も動きますし、事務もできます。わきまえもできます。)

「うちは見にきてもらって大丈夫だよ。」というところがあれば。
もしよかったら、教えてください😊

どうぞみなさまよい一日を✨

菱山 拝



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