あおいけあ 『人が人本来である場所』
見られないけど、見にいく。
2023.4、藤沢のあおいけあAOICAREさんにひとり視察へと向かった。認知症の方も多くおられる小規模多機能型居宅介護+グループホーム。ご連絡してみたがコロナの影響で視察を受け付けておられないのだそうだ。。。でも見たい。なんとか工夫してみよう!
行って、読んで、観る!
1)フラリと訪れ、少し離れたところから黙って見学(=社長さんOK)
2)加藤社長さんの講演やインタビューを読む
3)あおいけあの映画『僕とケアニンとおばあちゃんたちと。』を鑑賞
の3つを通して、見てみた。
1 陽だまりのような場所
なんとまあ、よき場所だろうか。
陽だまりのような場所だ。お日様のあたるぬくぬくの縁側のような。良い光と風が流れていて圧倒的に良い空間。
「こんにちわ〜」と挨拶を交わす。
そこにいるお年寄りのみなさんの、たたずまいと笑顔が最高にいい。
スタッフさんの明るさや優しさ、割り切った明瞭さと距離感がいい。
走り回るご近所の子供たちも、最高だ。
トップにある写真のイメージ、そのままの場所だ。
人の笑顔と陽だまり。お年寄り・若者・子ども。
ここにあるのは「地域に開かれた、ふつうの暮らしのいとなみ」だと感じた。
レクリエーションでなく。ケアでない。ふつうの暮らし。
いい笑顔の。いい風の流れる。
ああ、ここにいたい。そう思える場所。
2 認知症が軽くなる、その人らしく生きる場所
代表の加藤忠相さんが、多くのインタビューやご講演を受けておられ、HPにログが掲載されているのでそれらの情報から学んでみた。いくつか抜粋してみよう。(*なお、私が受け止めた理解で書いてます。)
ほんとにねえ。そうだと思う。
納得の理に叶う世界。
そして認知症が軽くなるって、すごい!
その人の強みを活かした役割。
笑いに溢れる日々。
地域とつながる。地域や社会に開く。
↓
認知症が軽度になる。
その人らしく生きる日々。
まちオケが提唱していることと同じだな〜と感じる。
3 人が人本来として最後まで在れる場所
映画みてきました。
ふつうの日常がいいね。
スタッフさんがいい。
ケアする/されるに上下はない。
みんなのありようがいい。
多くの皆さんが認知症なんだけれどもね。
いろんなことを学び感じたけれど、自分の中に残ったのは、シンプルなこと。
【ふつうの暮らしの中に、人が人本来として生きるがある。】
利用者さん側もスタッフさん側も、ここを利用したい!/ここで働きたい!と人気なのだそうです。よくわかるなあ〜。ふつうの暮らしに人が望むものがある。
そんなことをしっかりとした人の暮らしありようの実証として見せてもらった、あおいけあさんだった気がします。
ありがとうございました✨
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