街の困りごと。『やっぱり、場所が欲しいネ☕️』byボクらコーヒー部
まちオケは、住民自治。
『困りごと』からはじまる。
マチの困りごと。ヒトの困りごと。事業所の困りごと。
行政の網の目からこぼれ落ちたところを、自分たちの手ですくいあげる。
今日はそんな、1つの小さな困りごとの話。
1 困りごと:『やっぱり、朝コーヒーのある場所が欲しいね✨』
いつだって、ぼくらのホーム。鎌倉御成町の祖餐/Pilgrim.
この1年ほど、その1Fにはずっと平日朝のコーヒー屋さんがあった。アキナが間借りして営んでいた『A cup of Journey』。それが3月末にいったん閉じた。デザインという新しい世界に彼女が向かっていくからだ。
なくなってはじめてわかる有難さ。
・・・微妙にみんな困ってる。
「鎌倉はたくさんカフェあるでしょ?」と思うかもしれない。
でもボクらの住民仲間たちが、落ち着いた空気感の中でいい感じで集える「ちょっと居場所」はあるようで微妙にない。
大好きだけど、常にディモンシュは行列
水曜日はコーヒー難民(=水曜定休の店が多い)
観光客向けのカフェは、オープン10時とか11時
チェーン店のコーヒー屋も使うけれど・・・本当に居たい場所ではない。
海に近いカフェは、ちょっと遠い。
タイプの違う住民が集う、タイプの違うお店はあるけれど、そういうところにボクらは行かない(彼らもやって来ない)・・・。
なくてもやってはいけるけど、微妙に困る。
『目に見えないお困りごと』が、ちょっとずつ降り積もる。
駅に向かう前、朝、ホッと一息する時間がなくなった。
微妙に、仲間とのコミュニケーションが減った。
気軽に人とぐうぜん出会ったり、交わる機会が減った。
ちょっと打ち合わせたいとき、ビミョウに不便。。。。。
なんとかなるけど、なんともなってない。
生活の質や街の仲間たちとの交わりといった、小さくとも大切なものたちがいくつも損なわれているような。。。微妙にそんな感じ。
シンシンと雪のように降り積もる、サイレントな困りごとたち。
余談だけれど。これってきっと制度のスキマで起きることも同じなんだろうねと思う。過疎地や地方でいろんなものが閉鎖されていくことも。1つ1つはなくてもなんとかなる。なんとかできる。ちょっと我慢すればいい。でも小さな何かはちょっとずつ失われていっている。。。降り積もると実はけっこう存在が大きかったりする。世の中にはそんなサイレントな困りごとがきっと沢山ある。
・・・困った。
の想いが重なって。
みんなで平日朝コーヒーの場所を作ることにした!
2 まちオケは『住民✖️プロフェッショナル』。みんながちょっとずつできることを差し出す。
自分たちで場所をつくる。これは街の維持管理。それぞれに暮らしも仕事もあるからネ。
□住民仲間は1日ずつ担当。
みんなでちょっとずつ出来ることを持ち寄る。それが住民協働。
「1日なら、立ってもいいよ!」という仲間たちに声をかける。
□監修はプロフェッショナルたち
豆と焙煎はヒカル。
本物のコーヒー。自然や地球と共生するコーヒー豆の造り手による、上質な本物の豆。鎌倉でコーヒーと朝食をやり、春夏は西表島に住み始めた。バリスタ選手権でアジア6位となった彼の手による焙煎だ。
淹れ方はアキナ。
上質な豆を丁寧に淹れ、美味しく提供するには、きちんと淹れる技術がないと。
ヒカルの愛弟子だ。A cup of Journeyのお店の魅力とファンを作り上げてきた。
3 美味しく淹れるコーヒー講座
本物のなりわいを始めるには『学び』が不可欠だ。
それはどんなプロフェッショナルの世界も然り。
介護や福祉の世界だって、心構えやわきまえ、基本スキルなどが必須となる。
整体だってまずは5日間の講座。心構えと基礎知識、全身を整えられる基本手技を学ぶところからがスタートだ。
コーヒーの世界にも、広く・深い世界がある。
まず第1回は『美味しい淹れ方講座』
大体の流れはこんな感じ。
面白い〜!
同じ豆なのに、どれほど味が違うのか。
同じ手順・同じ湯量・同じ温度・同じ秒数なのに、どれほど味が違うのか。
ちょっとした手順。
ちょっとした人の違い。
そのわずかな違いが、大きな味の違いを生む。
あ〜面白かった。美味しかった。世界は深かった。
学びだけど、遊び
学びだけど、仕事
学びだけど、くらし
学びだけど、困ってるみんなのために/街のために/自分のために✨
4 日々、練習あるのみ!
お湯練!
朝晩のコーヒー!
コツコツ毎日練習続けています。
『美味しいコーヒーの再現性』はずいぶん上がってきた気がします✨
街のみんなに、仲間に、美味しいコーヒー飲んでいただくために。
みんなの場所のために。
5月中旬オープン予定。
お楽しみにね✨
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