6月11~14日限定のベートーヴェン『第九交響曲』
今年はベートーヴェン生誕250周年。
学校の音楽室に石膏像あるいは肖像画があったと覚えている人も多いのではないでしょうか。
そんな彼の作品の中でも『第九交響曲』は年末になるとあちらこちらで上演される演目にもなっています。
そのバレエがあるのをご存知でしょうか。
モネ劇場で20世紀バレエ団を立ち上げ、ジョルジュ・ドンが押しかけて後スターになるという物語もあったベジャールのバレエ団です。そのベジャールが振付けた『第九交響曲』の映像がスイス時間の11日~6月14日限定で限定配信されます。
第九は本当に沢山の人が踊っています。最近では森下真樹さんの作品もありましたね。熊川哲也さんも振付けています。怪我からの復帰公演でもありましたので、印象に残っています。
個人的には笠井叡・麿赤児振付の『ハヤサスラヒメ』も思い出されます。あれはスゴイ舞台でした。
まだ元通りの生活にはなっていませんから、お家でバレエ、是非楽しんで下さい。
ちなみにこのベジャール・バレエ団の5月予定だった公演は9月延期が決まりました。
お勧めは『バレエ・フォー・ライフ』
『ボレロ』(映画「愛と哀しみのボレロ」のハイライトシーンでも登場していました)で一世を風靡したジョルジュ・ドンへのオマージュ作品。彼が愛したクィーンの音楽とヴェルサーチの衣裳で、きっと誰が見ても面白いなと思える作品。
9月21日(月祝)13:00 / 17:00 東京文化会館(東京)
9月22日(火祝)13:00 / 17:00 東京文化会館(東京)
私は映像の場面でついほろっとしそうになります。
ジョルジュ・ドンは批評できない、私にとっても圧倒的なスターでした。王子ではない、「ドン」そのものが踊るバレエは今でも鮮明に記憶しています。
秋の芸術シーズンに是非。
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