劇場周りの小物。~その1~
バレエが専門なのにお茶の事が多すぎるかも、と思ったり。
劇場周りの小物、考えてみました。
まず、オペラグラスです。
通常はバードウォッチングにも使える倍率のものを利用することが多いのですが、手に入れたアンティークの雰囲気溢れるも時々使います。
これはロンドンで出会って手に入れたもの。
早朝張り切って出かけた "市” でこの時間だからバイヤー価格にしてあげる、と親切な店主。
それまでもいつか欲しいと思ってあれこれ見ていたのですが、お値段が折り合わなかったり、状態が悪かったり、なかなかこれ!というものがなかったのです。
これはピントもしっかり合いますし、レンズも綺麗でその場で覗いてみてうんうんこれ!と思って買いました。
パタンと折れる取っ手が付いているものが欲しかったのです。
ドレスの女性が腕を大きく上げずに見られる工夫、ちょっとエレガントな仕草になるかも。
マザーオフパールで飾られていますが、大切に使われていたのでしょう、欠けもありません。でもたっぷり使われた感じがあるところもお気に入りポイント。
このオペラグラスは一体どんな舞台を眺めて来たんだろう、という想像力が膨らみます。もしかしたらアスコット競馬なんかも見てきたオペラグラスかも。
バレエ・リュスだってみたかもしれない。
倍率は現代のものより低いので、とてもいい席が取れたオープニングの日など、ちょっとスペシャルな時に使っています。ちゃんと実用にもなりますが、実用以上にもっていて気持ちが楽しくなる、舞台を彩る小物とも言えそう。
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