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変わったお茶。~その7~
そろそろ秋を感じる日が多くなりましたね。
冷えてくると欲しくなるのは温かみのある香り、ではないでしょうか。
お茶も夏の爽やかさよりほっこり系に自然と手が伸びます。
ティー・スパイスを入れたお茶もいい感じ。
急に気温が下がると欲しくなるのは私の場合は先日ちょっと触れたラスパン・スーチョンという名前のお茶。
英国では割合ポピュラーで少しお茶の種類が多いお店やカフェなら必ずといっていいほど扱っていますが、日本では少ないですね。
とても癖があるので、好き嫌いは分かれそうですが、燻香がとても強いお茶です。松の木の薫香なのだそう。
飲み終わった後も残るまろやかな薫香に温かみを感じるので私は寒くなると良く飲みます。
各社から出ていて、香の傾向が甘め寄りだったり、尖っていたり色々あるので、好みを見つけるのも楽しそう。
シングルエステイトという地域限定のブレンドではないものもあります。以前あまりにいい香りで買って帰って、それにしても今日は合計金額が大きかったなと見たら、とっても高額だったこともいい思い出。
そうでなければ買わなかったかもしれないですもの。
ちなみにそのシングルエステイトのラスパン・スーチョンは香りこそ強いのですがどこか透明感があって、軽やかさがあるというなかなか出会えないものでした。
通常のラスパン・スーチョンと比べると、通常のものがとても荒々しく感じた位。
これからの季節出番が多くなるお茶です。
日本だと、マリアージュ・フレール(フランスの紅茶メーカーですが)のカフェでは確実に味わえるかな、と思います。
「焚火の臭い」という人もいるこの香り、お好みに合うでしょうか。
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