ストラヴィンスキーのBD☆
6月17日はストラヴィンスキーのバースデー☆
そして翌日はイスラエル・ガルバンによる『春の祭典』日本初演。
たのしみですね。
ストヴィンスキーも実はバレエ・リュスでパリ・デビューしたということは案外忘れられている気がします。
『レ・シルフィード』の編曲が初めてのバレエ・リュスでの仕事でした。1909年最初のパリ・シーズンでの事。
そして初めての作曲は1910年『火の鳥』。
『瀕死の白鳥』で知られたアンナ・パヴロワが「火の鳥」を踊ることを予定されていましたが、彼女が「こんな騒音みたいな音楽で踊れない」と降りたのは知られているエピソードでしょう。
結局踊ったのはバレエ・リュスの最高の女性ダンサーで20年間トップとして人気も実力も保ち続けたタマラ・カルサヴィナでした。
今の『火の鳥』の衣裳は1926年のゴンチャロワのバージョンが使われています。元々はこちらの写真のようにもっとオリエンタルなイメージのものでした。
手掛けたのは衣裳はレオン・バクストとアレクサンドル・コロヴィン、美術はアレクサンドル・コロヴィンだったのです。これも忘れられていることなのかもしれません。
『春の祭典』までたどり着きませんでしたが、明日は『春の祭典』を楽しみにしながら…。
ありがとうございます。 欲しかった本やプログラムを購入し、Ballet Collectionの充実に励みたいと思います!