バレエ・リュス連載始まります!
だいぶ遅くなってしまいましたが、Zoomトークでお約束したバレエ・リュス連載始まります。
初めて「バレエ・リュス学術協力」という形で関わった宝塚宙組『ホテルスヴィッツラハウス』公演の「円盤」も発売になりましたし、あの作品の重要なモチーフであるバレエ・リュス、是非知って愛していただけたら幸いです。
HPで連載したバレエ・スエドワ同様12回で考えています。
まだ少し変わるかもしれませんが、下記の章立てで考えております。
1. バレエ・リュスって?
2. ディアギレフ~生活と芸術、彼にとってのニジンスキー~
3. 画家たち、音楽家たち
4. 女性ダンサーたち~タマーラ・カルサヴィナ、リディア・ロポコワ、リディア・ソコロワ、アリス・ニキーチナ、リュボフ・チェルニイシェワたち~
5. 振付家たち~ミハイル・フォーキン、ワツラフ・ニジンスキー、レオニード・マシーン、ブロニスラワ・ニジンスカ、ジョルジュ・バランシンたち~
6. スターたち・恋人たち~レオニード・マシーン、アントン・ドーリン、セルジュ・リファール、ボリス・コフノたち~
7. 作品のお話し《1》:クラシカルな作品
8. 作品のお話し《2》:ロシア的な作品
9. 作品のお話し《3》:新しい芸術潮流~『レ・シルフィード』、『春の祭典』、『パラード』、『鋼鉄の踊り』etc.~
10. ディアギレフを支えた男~グリゴリエフとコフノ~
11. バレエ・リュスのライバルたち~アンナ・パヴロワ、バレエ・スエドワ、ソワレ・ド・パリ、イダ・ルビンシュテインの一座~
12. バレエ・リュスの後継者たち~バレエ・リュス・ド・モンテカルロ、バレエ・リュスのダンサー達が作った各国のバレエの礎~
というわけで、「はじまり、はじまり」
noteバレエ・リュス連載第1回目
バレエ・リュスって?
~他のバレエ団との違い、結成まで、その歩みについて~
バレエ・リュスとは「Ballet(s) Russe(s)」と綴り、フランス語でロシア・バレエ団もしくはロシアのバレエ団という意味の普通名詞です。
それが1990年代までは「ディアギレフが率いたバレエ・リュス」を意味したのですから、その存在の大きさには驚くばかりです。
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