バレエなコスメ~その1~
秋の日差しにはなってきましたが、まだ暑い日もありますね。
でも、コスメの世界は「クリスマス・コフレ」の時期。
時がすぎるのは本当に速いですね。
毎年、何社かはバレエ関連商品を出すクリスマス商品ですが、今年はこんなニュースが。
イスラエル発の死海コスメとしてあまりにも有名なSABON。
私はイスラエル留学から戻ってきたダンサーさんにスクラブをいただいたのが初体験ですっかり定番になりました。
今年は『くるみ割り人形』、それも「シュガープラムの精」からイメージしたというちょっとひねりの聞いた商品。
どんな香りなのか、やっぱり香りは試してみないと分かりませんものね。
ちなみに、「シュガープラムの精」はディズニー映画『くるみ割り人形と秘密の王国』(2018年)ではキーラ・ナイトレーが演じた役ですね。
ですが、この役名「シュガープラムの精」、あれ?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
Dance of the Sugar Plum Fairyですが、これは英語圏だけで元々は「ドラジェの精」なのです。
ロシア初演時、1892年の衣裳デザインは確かにドラジェ。
日本だと「金平糖の精」
これ実は全く別のお菓子です。
当時発明されたばかりだった鍵盤楽器チェレスタを用いた音楽の部分です。
こちらですね ↓ (英国ロイヤル・バレエ団の映像より)
私はこの澄んだ独特の音色とピチカートが実は半透明でとげとげの「金平糖」にイメージが一番合うように感じますが、どうでしょうか。
本来はドラジェ、白やベビーブルー、ベビーピンクの色の糖衣にくるまれたアーモンドのお菓子のイメージですから、全く違うのですけれど、翻訳されたことによって意外にも合うイメージに出会うこともあるのかしら、面白いなと思っています。
作曲家チャイコフスキーも振付家プティパやイワノフも考えもしなかった事でしょうけれど。
金平糖といえば‥。
銀座にできて買いやすくなりました。
夏のパッケージもかわいい空中スイカ味もいいですが、12月にはワインの香りのものも。
今月はライチ!
一番好きなフルーツなので月末までに行きたいものですが、いけるかしら。
個人的にはドラジェが一番食べる事が多いかもしれません。
アーモンドに糖衣というシンプルなのが本来ですが、最近多いのはアーモンドにチョコレート、さらに糖衣のもの。
チョコレートに直接糖衣のものもあります。
昨年のパリで購入したのはパッケージがかわいらしくてエレガントなこちら。
ピエトロ・ロマネンゴのドラジェもオレンジシュガー、ピスタチオといったフレーバーで美味。
名もないお店でしたが、ギリシアではカプチーノ―フレーバーや、ティラミス、各種フルーツのドラジェが売っていて目移り(舌移り?)しました。ナッツも美味しい地域ですし、ギリシアには美味しいものが沢山ありました。また行きたいなぁ、と思いを馳せつつ…。
話がすっかりクリスマス・コフレから離れたままですが。
マレの豪奢なクリスマスのお話しにも触れられるはず、是非ご参加下さい
10月1日19:30~21:00のバレエのお話し
↓
ありがとうございます。 欲しかった本やプログラムを購入し、Ballet Collectionの充実に励みたいと思います!