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またカウンセリングの勉強会に参加して
今日は今年最後の心理学の勉強会にリモート参加した。8人くらい集まった今日のテーマは自己否定について。自己否定にはふた通りあって、自己中心性の強いロシアのプーチン大統領のようなタイプと大人になっても自立できない、親が悪いと他人のせいにするタイプとのこと。
私も以前は過干渉な両親のせいで精神的に自立できない大人になったと親を責めていた。だが、いろいろな人の話を聞いていくうちに、両親は私が幸せになれるように彼らなりの方法で育ててくれた、それが世間体を気にするような価値観を押し付けられて息苦しかったということはあっても、カウンセリングで意識領域が広がったことで親も完璧な人間ではない、衣食住には困ったことはないし大学までお金を出してくれたのは有難いと感謝しないと、と思うようになって心が成長したと感じる。
父親が教育パパだったので、大学に入るまで好きじゃない勉強を散々した。私はもともと体育、美術、家庭科、音楽などの方が学科よりも好きで、楽器を弾いたりものを作ったり絵を描くことが好きな子供だった。それが、社会人になって外資銀行で朝から晩まで計算をするような仕事について毎日ミスの嵐で怒られていたのだが、計算がめちゃくちゃ苦手だと分かったのは周りに迷惑をかけて本当に申し訳なかった。今も計算は苦手なので家計は夫が管理してくれている。
次についた洋服の販売はノルマもあったが、接客が楽しいと思えることが嬉しかった。その次の日本語教師の仕事は外国人に日本語を教える楽しさを知り、それも楽しかった。その後事務職もやったり翻訳、秘書の仕事もしたが私らしい仕事は何かと悶々と自分に問い詰める日々が続いた。そして心の病にかかってしまった。
再婚してから憧れの犬を飼い始めたのはとても楽しくて充実した日々だった。ただ、介護の時に頓服を乱用したせいでいまそのツケが回っていて、レキソタン依存症になってしまった。それの治療を始めようとしているところだ。でも、寝ながら描くイラストは自分の肯定感を高めてくれるし人に差し上げて喜んでもらっているのが嬉しい。家事は料理は夫に頼ることが多いが、洗い物や掃除、ゴミ捨ては嫌いじゃないし、家の中で好きにラジオ番組や音楽を聴くのが楽しいから、病になりながらもそれなりに楽しんでいる。
前は頭がよく倹約家でコミュニケーションを大切にする夫に怒られることが多かったが、これもカウンセリングや他の友達や親戚との交流を通じて2つの心の背景を見ることがだんだんできるようになってから気遣いができるようになり成長したかなぁと思うが、精神年齢はまだ小学6年生といったところか。でも、最近は自己否定は昔よりもだいぶ減ったと思う。世の中には色んな人がいて、気持ちのいい人達との出会いを大切にすることによって、何よりも口は悪いが理解のある夫のおかげで私の人生は豊かになっていることに感謝している。