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忘れかけていたメロディ

こんばんは。花冷えの雨、明日の晴天が少し待ち遠しいですね。
先日、noterのきんさんの記事に
素敵な音楽があり、久々に聴かせていただきました。

聴き入りながら、思い出せなかった扉が開き

長い間取り出さず、本棚の奥に埋まっていたCD収納の束の中に
一枚だけ、故アンドレ・ギャニオンのCDを見つけました。
引越しが多い我が家は、大量のCDの扱いに困って
すべて中身だけ取り出し、CD収納の中に綴じています。

強いストレスを感じる時、
心地いい時間を過ごしたい時、車の中やリビングで聴いていました。
それは、このCDだったり、S.E.N.S.だったり。
両者の共通点は、ドラマや映画のサウンドトラックに使われていることでしょうか。
言葉がない分、そのまま旋律がスーッと水を吸うように入ってきます。

いま、久々にアンドレ・ギャニオンのこの一枚を聴きながら
独特の揺らぎに全身を任せています。
身体の深いところの緊張がほぐれていくようです。

取り出せて良かった。
noteに感謝です💛

アンドレ・ギャニオンは1942年8月1日、カナダのケベック州北部にあるサン・バコムで19人兄弟の末っ子として生まれた。4歳の時、教会で聴いた音楽を家のピアノで弾いて見せ、その才能に驚いた母親はピアノを教え始めた。6歳で作曲を、10歳でリサイタルを開きモーツアルトの作品を演奏。その後モントリオール・コンセルヴァトワール・ド・ムジークを経てパリに留学。パリではクラシックの勉強と共にポピュラー・ミュージックに出逢い感激と強い衝撃を受け、クラシックとポピュラーの垣根を取り払うために音楽活動をしようと決心する。カナダに戻って1964年アルバム・デビュー、1967年にコンサート・ピアニストとしてデビュー。以来カナダ本国で30枚以上のアルバムを発表している。1975年カナダのグラミー賞といわれるジュノー賞でBest Album of the Year, Best Canadian Instrumental Artist Awardも再度に亘って受賞。バレエ音楽や映画音楽にも力を注ぎ1976年Order of Canada勲章を受章した。1983年に13枚目のアルバムとなる「インプレッションズ」を発表、このアルバムはその後のアンドレ・ギャニオンの音楽スタイルを決定づける作品となった。日本との関わりは1970年の大阪万博から始まる。日本アルバム・デビューは1987年「インプレッションズ」、以来日本では26枚のアルバムを発表。また、椎名誠監督による映画「白い馬」のサウンドトラック、テレビドラマでは「Age、35恋しくて」「甘い結婚」のサウンドトラックを担当している。

アルバム「そよ風の頃~アンドレ・ギャニオンのすべて」2002年4月より


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