ものづくりのきっかけ
家族が多趣味でして、木目込み人形、刺繍、編み物、洋裁、紙粘土細工、お菓子作り、カメラ、鉄道、無線、などなど。母の紙粘土のブローチ細工を手伝った記憶もあります。
家には祖母のコレクションで各地の工芸品があり、目にしていました。
物心ついたときには絵を描いていまして、それ以外目に入らなかったため、幼心にものづくりに関わることで、生きていくしかない気がしていました。
高校はデザインを、大学は映像や現代アートを学びました。
その後、家の事情と奨学金返済などで、大学卒業後は安定して働くことに。前職はCGデザイナーで15年ほどサラリーマンをしていました。作家活動をしている同級生をいいなあと横目にしながらも、万博など面白い仕事にたくさん関わることができました。
陶芸は20代前半まで、教室に通っていましたが、仕事のやりすぎで右手を手術をしたことをきっかけに、休日は手を使うものを一旦お休みし、趣味はというとカメラ、映画などでした。
時々とれた長期休みは様々な国へ作品を見てあるきました。
イースター等、マチュピチュ、北欧など
35歳を超えた頃に、色々なことが丸くしゅっと収まり、
暮らし方、生き方など、人生を振り返ったとき
これからあとの人生は手仕事をしたいなあ、
そして、再び出会ったのが陶芸です。
改めて、瀬戸の学校で陶芸を学びました。
土の扱いかたから、ろくろ、型作り、ゼーゲル式などの基本的な座学もですが、
焼き物の産地を訪れたり、穴窯や火入れなどの面白い体験などなど・・
陶芸学校の先生をはじめ熱い陶芸好きな方々の影響で、すっかり陶芸が好きになりました。
特に、調合や素材の性質など様々な条件によって質感がかわる釉薬の美しさに魅了されました。
陶芸教室では教えてくれないことばかりでした。
基本的なことから応用編まで学ぶことができました。
陶芸教室では、焼き物の世界の氷山の一角しか知らなかったようです。
素材の魅力、おしゃれなど、興味のあることが掛け算になり
陶磁アクセサリーをつくりはじめました。
クラフトフェアまつもとは、何度も通っています。2019年に初参加させてもらったときは飛び上がるほど嬉しかったです。
日頃、食べ物よりファッションや雑貨の方が興味を持つタイプ。
クラフトフェアでも食べ物には目もくれず、お気に入りのクラフト作家さんのもとへ直行します。
2020年は残念ながら、クラフトフェアは中止になってしまいました。
クラフトデイズでお会いしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?