こだわってるのに売れない!という人はこれが原因
前回「売れる人はこだわってる人」という内容の文章を書きました。
「こだわってるけど、売れないんですけど!?」
という方はここを見直しましょう。
・身体に良い材料や産地、製法、材質にこだわってお菓子や作品を作っている(食べ物系やハンドメイド系)
・自分の世界をとことん追求して作っている(芸術系、ハンドメイド系)
こだわりというのは、既存の製品やサービスに対する不満を解消するようなものです。
あなたのこだわりで、誰かの不満や問題が解消されるか?がポイントです。
例えば、小麦アレルギーのある人に米粉のお菓子は助かります。(と言ってもまだまだアレルギー人向けのお菓子は市場が小さいです)
しかし北海道産などの産地や〇〇製法などの「作り方」へのこだわりは、誰かの問題や不満は解消できません。
とことん自分の世界を追求した絵なども、誰かの不満や問題解消にはほとんどならないと思います。
「そんなことはない!この絵で誰かの気持ちを軽くすることもできるかもしれない!」という人は必ずいますが、相当時間をかけて探せば出会えるような人相手では商売は成り立ちません。
ようやく出会ったその人が、描き手の満足する値段で買ってくれるとも限りません。
誰かの不満、問題を解消できなくても、デザインはかなり強いです。
その人の好みであればデザインだけで買ってくれる人もいます。
同じお菓子であっても、入れる袋によっては買ってもらえることもあります。
だから、クリスマスやハロウィンなのイベントの時に、クリスマスバージョンなどの袋に入れるんですよね。
ちなみに私は自分の不満を解消するようなお菓子を作っています。
私の不満は
「ちまたにあるチョコチップのお菓子は、チョコチップが少ない。ケチケチせずにどっさり入れて欲しい」
「紅茶味のケーキを買ったのに、紅茶の味も香りもほとんどしない。なんだこれー?もっと紅茶を感じられるお菓子が食べたい」
です。
そんな自分の不満を解消するようなお菓子を作って販売し始めたら、とても売れるようになりました!
2時間で110個のお菓子が完売したこともあります。
これらのことを考慮してブランディングすると、成功に1歩近づきますよ!