自分を迎えにいく
目が覚めるとき、
大きな恐怖を感じた。
思いもよらないタイミングで、
大きな決断をすることになった。
ずっと目を逸らして、
うまくいかせようとしてきたある関係を
終わらせる。
いつかはこんな日が
来るような気がしてた。
このままなんとなく
生きていくことも選べたけれど。
それは、私の本当の望みではない。
今、どんなに痛くても、苦しくても、
本気で自分を生きたいと思うなら、
終わらせないといけない。
本気で自分を生きたいのなら、
なんとなくふんわりと生きていくことは
やっぱりできないみたいだ。
激震。
私は、
ひとりになるのがとても怖い。
子供の頃に覚えてしまった恐怖。
誰も助けてくれない孤独。
居場所がない不安定さ。
これらをすべて、
自ら引き受ける時が来た。
ずっと怖かったんだ。
だから、誰かと一緒にいた。
寄りかかって、影に隠れて。
何よりも、安心したくて。
そういえば、
外の世界は怖いって
子供の頃、思ってたな。
もう外に出たくないって
思ってたな。
今まで、その怖さに挑戦するも、
負けてしまっていた。
怖さや不安はもうたくさんだって、
それを感じたくなくて、
感じないようにするために
がんばった。
今また、その恐怖に、痛みに、
屈しそうになりながらも、
今度こそ、負けたくない、
負けちゃいけないと
思ってる。
本気で自分を生きたいなら、
自分の本領を発揮して生きたいなら、
この自分を、自ら受け止めてあげる必要がある。
この感情と折り合いをつけられるのは
自分しかいない。
それがやっと、わかっった。
その、恐怖で怯えている自分を
迎えにいくんだ。
これまで、
自分を生きたいって
強く思ってきた。
でも、それは甘くないと、
ここに来てよりいっそうわかった。
私にはそれだけ大きなネガティブがあって、
本来の自分とかけ離れた場所にずっといたから、
そう感じるのだと思う。
本来の自分ではない自分を
自分から引き剥がそうとする痛みがある。
丸裸になる怖さがある。
でも、その怖さの中に、飛び込むのだよ。
自分といっしょに。
そうしたら、きっと、怖くなくなる。
逃げようとするから、もっと怖くなる。
その怖さを自ら受け止められる強さを
持てたなら、
きっと本当の意味で、
自分として生きていけるように
なるのだろう。
未知は怖い。
けど、それもビリーフだ。
バシャールが言っていた。
未知の中で出会うのは、本当の自分自身。
泣けるほどに、深い言葉だ。
危うさの中に、
未知の中に、
飛び込むから、
本当の冒険が始まる。
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