変化を楽しんで乗り越えるために
「変化」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
不安を感じるもの、怖いものですか?
ワクワクするという方、どれくらいいらっしゃいますか?
どちらが良い悪いではなく、例え変化に対してプラスの感情持つ人でも、実際に変化を迫られたときに、逃げてしまったり、避けてしまうことがあるんですよね。
今日は、そんな「変化」に対して、どう乗り越えていけば良いのかをお話ししていきたいと思います。
変化はお好きですか?
先日からビジネスプロデュースを受けるに当たり、私が生まれてから今日までの間に、いつどんなことを経験し何を感じたのかを細かく書き出す年表作成を行なっています。
いや〜作ってみた感想は、今のところ「変化が多いのに驚き」のみです。
変化することが好きだったのではないかと思うくらい(笑)
人生50年も生きていれば、誰だってそうなのかもしれません。
そして、人生100年生きるとすれば、これからの50年だってどれだけ変化を乗り越えなければならないのかわかりません。
好きか嫌いかではなく、いつの時代も「変化」に対応していくスキルが求められているんだと思うのです。
変化を好むわけではなく、求められて変化をしてきた
私は、より成長したい、より良い自分に変わりたいと強く思う反面、変化には物凄く弱かったのです。
毎年、新年度が始まる頃は、新しい環境に馴染めるかどうかどんよりとした気持ちになるくらい。
振り返ってみると、私の半生は自主的に自ら選択してきた変化というより
「求められて変化をしてきた」
という言い方の方がしっくりくるのです。
転園、転校、就職、結婚、離婚、昇進、解雇、転職、起業
ざっと書き出しても大きめの変化がこれだけあります。
そのうえ大半が自分の意思ではなく
・父の転勤で第一志望で合格した高校を転校する
・会社から解雇を言い渡された
・勤務していた弁護士事務所が不祥事で閉鎖する
など、外的要因も多いのです。
これより小さな変化も含めると、私には安定した時期はないんじゃないかと不安になるくらい(笑)
今だからこそ笑って語れますが、当時は何度も何度もメンタルダウンを引き起こしそうになっているんですよね。
安定したい、変化なんて真平ごめんと思っていても、変わらざるを得なかった環境・状況に、ひたすら自分を対応させ(順応ではなく)乗り越えてきました。
人生設計通りになんか進まない
キャリアコーチとして、クライアントの人生設計をテーマにセッションをすることがあります。
「何年後、どんな生き方・働き方をしていたいですか?」
目標を立てゴールへ向かうことは、自主的に生きることや自分らしく生きることに繋がり、毎日仕事に追われ気がつくとどこへ向かっているのかわからなくなってしまう生き方を避けるためにも、とても大切なことだと思っています。
ですが、人生は設計通りには進まないことの方が多い。
このことを忘れて欲しくはないのです。
望まない変化がやってくることは、想定内にしておくことをお勧めしています。
そうすると思った通りに進まなくても、「これが当たり前」と心に防御ができるでしょ?
怖がらせるわけではないのですが、勤務先が倒産・解散することも、解雇されることも、病気や怪我などで進む道を塞がれることだってあります。
終身雇用を約束している大企業だって、何が起こるかわからない時代。
ちなみに、私の父は雪印乳業、元夫は三洋電機に勤務していました。
父の場合は、かの有名な食中毒事件で老後の企業年金がなくなりましたし、三洋電機については皆さんご存知の通りです。
今は安定していても、思いもよらない「変化」を求められることは十分に起こり得ることなのです。
変化を求められてやってきたこと
大きな変化を求められメンタルダウンになりかけながら、私が実際にやってきたことは、捉え方を書き換えていたことです。
正直に言うと、勤務先を解雇されたときは、プライドばかり高い私は自尊心が人生最大級に傷つき、かなり落ち込みました。
それでも凹むだけ凹んだ後は、それまでの大きな変化を乗り越えた経験から、自分自身に対して投げかける問いが変化していきました。
「解雇の経験をしたからこそできることはない?」
「誰かの役に立てるとすればどんな人?」
「私を必要としてくれる場所はどんなところ?」
変化した問いにより、私は解雇について「恥ずかしい」「再就職ができない」「人生終わった」というネガティブな捉え方をポジティブな捉え方に変えることができ、次への行動ができたのです。
「私のように労働法を知らなくて困った人のために、弁護士事務所で働く社労士になろう」と目標を定め、実現できたときには
「あの解雇のおかげで今の私がいる」
とまで思えるようになりました。
変化を乗り越えた先が明るい未来だった経験をすると、変化が来るのも「今度はどんな自分になれるのか」とワクワクしてくるのですよね。(まだ少しですけど)
捉え方を変えるためにコーチがいる
私も最初から捉え方を書き換えることができたわけではありません。
自分自身を客観的に見て判断することは、コーチングを学びプロコーチとして活動をしてきた今でも限界があります。
しかも、年齢を重ねれば重ねるほど経験値が増え、若いときのように柔軟に捉え方を変えることは難しくなってきます。
仕事に真摯に取り組んだ人ほど、成果や結果を手に入れた人ほど、無意識に持っている成功体験に捉われてしまい変化を乗り越えることが辛くなる人も、実際に多いのです。
そんなときに、あなたの捉え方を「対話」というアプローチで変えていくのがコーチの存在。
しかも、ひとりで悶々と考え込むのではないから楽しく乗り越えられる!
私自身もプロコーチとして活動する前から、コーチに伴走をお願いしてきたから今があるのです。
✅今までの仕事のやり方には限界を感じている
✅新年度の新しい環境で成果を出したい
✅新しい事業にチャレンジしたい
このような変化を目指したい人、変化を求められている人に向けて
パーソナルセッションをお届けしています。
▼ 詳しいご案内はこちら
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!