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デカい奴を叩いたら駆けつけた番長。

小学2年か3年生だった。
自由時間、後のドアから教室から出ようとした。
クラスで一番大きな男子が持たれていたので
普通に「どいて」と言ったら、デカい男子は
「イヤ」と言う。

その男子はあまり友達ではなかったが、なぜどいてくれないのか不思議だった。
また私を見下ろし顔を歪め威嚇するように「イヤぁ」という。
クラスで一番小さい私はデカい男子を見上げながら
手を伸ばして強く頬にビンタを当てた。バシッと。

デカい男子は泣いた。
私もデカい男もおとなしいタイプの子供だった。
すぐ皆んなが集まった。
皆んなどっちにも味方しない態度で二人を観ていた。

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