笑顔をふやす仕組みの実装に向けたあれこれ -スマレポ日記4-
私は在宅医療に携わる医師です。
医療介護現場でのテクノロジーの活用を進めたいと思い昨年よりプログラミングの勉強をはじめました。
業務効率化だけでなく、医療介護現場での笑顔をふやす仕組みを作りたいと考えて開発をすすめています。
過去の記事はマガジンにまとめています。
スマレポとは何か
スマレポは、ヒヤリハットレポート、サンクスレポート、すずらん目安箱の三つの報告からなります。
医療介護現場で従来紙ベースで行われていたヒヤリハット報告をデジタル化し、報告や共有を行いやすくしています。
また、サンクスレポートでは、職場内で感謝したエピソードを共有します。
すずらん目安箱は、患者さんご家族からのご意見を収集し提供する医療介護サービスの質の向上につなげます。
さらに、毎日の報告を行いやすくするよう簡易報告やポイント制も実装しており、スマレポを活用することで医療介護現場の笑顔がふえることを目指しています。
名称変更について
前回の記事までは、「スマイルレポート」という名前を使っていました。
しかし、スマイルレポートとサンクスレポートを混同しやすいことや、「レポート」という響きが硬いことなどあり、twitterの投稿機能などにもお世話になって「スマレポ」という名前に変更しました。
ロゴの作成
名称変更とあわせてロゴも作成しました。
当初、クラウドワークスなどを利用しお金を払ってロゴを作成することも考えましたが、せっかく仕組み自体を自分で作っているのでロゴも自分で作ってみることにしました。
「ロゴ作成」でGoogle検索したところ広告以外ではじめにあがってきたのがCanvaで以前の記事でチラシを作ったことがあったため今回のロゴもCanvaで作成しました。
作成したロゴがこちらです。
デモ画像の作成
Canvaで色々と画像が作れることが分かったので、サイトの完成イメージも作ってみました。
動画作成
せっかく画像を作ったので、スマレポの紹介動画も作ってみました。
動画作成にはいつものClipChampを使いました。
仕組みの実装について
もともとはまず報告機能について開発を行うつもりでしたが、以前の記事でもふれたように報告機能はGoogleフォームでまかなえることが判明しました。
このため、ポイント計算機能や閲覧機能についての実装をすすめました。
こまかなコードの書き方については詳細を省きますが、プログラミング初心者の私がとても基本的なところでつまづいているのをQAサイトに投稿したところ、見ず知らずの人がとても丁寧に回答くださって感動しました。
このQAサイトをはじめて利用したのですが、ポイント制やバッジなどの仕組みによって質問と回答をしたくなるようになっており、仕組みの設計を考えるという意味でも勉強になりました。
そのほかにも、一旦スプレッドシートに集約された情報のうち任意のものをどうサイトに表示するか、表示順を新しいものにするにはどうするかなど、一つづつつまずきながら検索しながら実装をすすめています。
まだまだ作成段階ですが、昨年末の時点で実装できた部分を閲覧可能にしたのがこちらのサイトです。
修飾のないサイトになっているので、これからHTMLやCSSについて学んでサイトの見た目を整えていきます。
ちょうど、Progateに「HTML&CSSプロジェクト」が追加されていたので、こちらで学んでいるところです。
1月19日からクラウドファンディングを行います。
すでに自分の法人ではプロトタイプの実装を行なって、そのフィードバックを元に開発を進めています。
実際に使ってみなくてはわからないことも多いので、企画し実装しフィードバックを受けてまた企画して、というサイクルをまわしていくことが重要だと考えています。
他の業界の方にスマレポ開発の話をすると「そんな仕組み、すでにないの?」と驚かれることが多い一方で、開発の過程で行なったインタビューでは同様の仕組みを導入しようと業者に相談したところ100万円以上の見積もりが出されて断念したというお話もお聞きしました。
このため、同様の仕組みを使いたいけど自分で開発は難しいという方もいらっしゃるのではないかと考え、クラウドファンディングを行うこととしました。
クラウドファンディングが終了する2月1日までにはデモ画像や点数計算の仕組みの実装が行えると考えています。
また、現場に導入を行なった上でフィードバックもお受けして機能の充実をはかっていきたいとも考えています。
この仕組みをそのまま使ってみたいという方や、導入後のフィードバックにもお付き合いくださるという方がいらしたら、ぜひお気に入り登録をお願いします。
https://camp-fire.jp/projects/526661/preview
クラウドファンディングページは作成中のものです。
クラウドファンディングの開始は1月19日を予定しており、それまでに内容やリターンを変更する可能性があることをご理解ください。
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